Googleは同社の開発者向けページにて、Androidのバージョン別普及割合を公開した。
今回公開されたデータは2011年7月5日までの2週間分のデータを集計したものになる。
これによると、Android 2.3〜Android 2.3.4は18.6%になっており、2011年6月1日時点での9.2%と比べると約2倍の割合に増加したことになる。一方、Android 2.1は17.5%で、Android 2.3系に追い越されたかたちになる。現在、一番割合の多いAndroid 2.2は59.4%だが、2011年6月1日時点の64.6%から5.2%程低下している。
また、各バージョンの時間ごとの変遷についてもグラフが公開されている。
時間別の各バージョンの変遷を見ると、Android 2.1の減少が進む一方で、Android 2.3系が増加傾向にあることが見て取れる。また、Android 1.6以前のバージョンは、ここ数ヶ月の間5〜6%以下の状態でゆるやかに減少している。
なお、Android 3.0およびAndroid 3.1系のタブレット向けOSについては、あわせて0.9%となっており、前回調査時の0.6%に比べて0.3%増加している。