ソニー・エリクソンが「Xperia X10」(国内ではdocomo「Xperia™ SO-01B」として販売)に対して、Android 2.3.3へのアップデートを提供予定であることが明らかになった。
ソニー・エリクソンの海外用公式サイト(インド・イタリア等)の記載から判明した。
数日後には提供開始されると見られ、開始時には公式ブログでの発表もあるという。なお、「Xperia™ SO-01B」のアップデートは未定。
「Xperia™ SO-01B」は2010年4月に発売された当時、Android OS 1.6を搭載しており、その後、アップデートの提供によりAndroid OS 2.1を利用できるようになった。今回のアップデートが実施されれば、2.2を飛び越えて一気に2.3.3までバージョンが上がることになる。
Android 2.1から2.3.3への変更によるの大きな違いの1つとして、2.2から導入されたJITコンパイラによる動作の高速化が挙げられる。Googleによれば、この仕組みによりAndroid 2.1の2〜5倍高速化されるという。
この他、Android 2.1ではFlash Liteのみの対応であったのが、Android 2.3.3になることでフルFlashに対応する。このため、YouTubeなどのFlashベースのコンテンツを気軽に楽しめるようになる。
また、ソニー・エリクソンは、バージョンアップ時に電話帳や端末内のデータ、一部アプリが消去されることなどに注意を促している。アップデートには同社の提供するPCソフト「PC Companion」が必要とのこと。
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