Androidで地図アプリと言えば、本家本元の「Googleマップ」があるわけですが…。
いやいや、Androidマーケットには他にも様々な優秀地図アプリがあるのだから使わない手はありません！

今回ご紹介する『MapDroyd』は、なんと目的の地域の地図を一括ダウンロードして使うオフラインユースに特化した地図アプリです。
つまりアンテナマークがバツ印でも、このアプリはガリガリ使えるのです！

アプリの特徴

MapDroyd

価格：無料
開発：OneStepAhead AG

このアプリ、イメージとしては徒歩ナビよりはカーナビに近いと言えるでしょう。
そして海外アプリなので、世界中の地図データを網羅しています。もちろん日本も北海道から沖縄まで完全サポートしていますし、基本操作においては読解力は一切不要なのでご安心を！







アプリを起動したら、まずはマップデータのダウンロード（無料！）。

日本の地図をダウンロードするには、まずは大陸区分から「Asia」を選択し、それから「Japan」を選んでダウンロードしてください。
ただし、お察しの通りに地図データはそれなりに重いので、ダウンロードにはWifi環境があったほうが良いですよ。







ダウンロードが終わると、これからが『MapDroyd』の本番です。
端末menuキーから下記の項目を呼び出すと、様々な変更が加えられます。

・Manage Maps…新規地図データのダウンロード
・My Location…現在位置（要GPS）
・Overview…操作の必要なし
・Settings…各種設定メニュー
・Help…ヘルプ機能







ちなみに「Settings」で設定できるのは以下の項目。
・Map Usage…マップの拡大縮小方法の選択
・Fast Map Animation…拡大縮小時のアニメーション効果の有無
・Compass…電子コンパス対応の有無

マップの拡大縮小はピンチズームか地域指定のいずれかを選べます。地域指定を選ぶと、四角く囲まれた箇所を拡大縮小できるようになります。
また、アニメーション効果は無い方がマップは見やすいかもしれません。
電子コンパスはチェックを常に入れておけば、現在位置からの地図閲覧に便利です。







この『MapDroyd』は、徒歩ナビとしては拡大範囲に限度があるので、この地図から目的地のどこにホテルがあるか…というような細かい用途には正直向いていません。

その分、国道や路線図などは詳細に表示されていますので、まさしくカーナビ的な使い方がぴったりです。







しかも端末の方角に関係なく、文字表記は全て画面に対して正位置で表示し直してくれるので、非常に見やすいです。

もちろん電子コンパう使用にチェックを入れておけば端末の向きに関わらず地図は北を指します。
地図データは端末に自前で持っているので心配事と言えばバッテリーの件だけでしょうか。





日本全国をオフラインで網羅できる『MapDroyd』は、特にカーナビ的な使い方のできる地図アプリをお探しの方には一度試して欲しいアプリと言えますね。