『The Invisible Universe』は、宇宙の塵やガスなど”肉眼では見えない宇宙”を見ることができるアプリです。
これからの季節、夜に空を見上げればたくさんの星を見ることができます。しかし、宇宙の塵やガスなどを肉眼で見ることはできません。
本アプリでは、AR拡張現実により端末が天体望遠鏡となり、かざした方向の”肉眼では見えない宇宙”を見ることができます。
なお本アプリは、コロンビア大学でハッブル特別研究員を務めるジョシュア・ピーク氏と、ソニー・エリクソンのXperia Studioのコラボにより開発されたアプリです。
本アプリではGPSを利用して、現在地から観測できる宇宙が表示されます。
利用する前に端末のGPSをONにしておくと、より正確な現在地を取得することができます。
さっそく「OPEN」をタップして、天体望遠鏡でしか見えない宇宙の姿を覗いてみましょう!
端末を横向きし、空にかざすようにして持ってみてください。その方向に見えている宇宙が、画面いっぱいに表示されます。
画面下の丸いボタンを動かすことで、望遠鏡を切り替えることもできます。
こちらは遠赤外線の望遠鏡で、銀河に浮かぶ小さな”塵”を観測することができます。
そのほかX線(画像1枚目)やγ線、イオン化ガス(画像2枚目)、中性ガスなどの観測データを表示することもできます。
それぞれの望遠鏡で見えるものが異なり、宇宙には様々な塵やガスがあることがわかります。
各望遠鏡の画面で「Info」ボタンをタップすると、英語による解説が表示されます。
天文学に詳しく方でなくても分かりやすいように、分かりやすい単語で解説されています。
日本語による解説を見たい時は、「Credit」に表示されている望遠鏡名をGoogleで検索すると良いでしょう。
トップ画面より「THE SCIENCE」ではアプリや、望遠鏡に関する解説(先ほどのInfoと同じ)がされています。
また、「THE ASTRONOMER」には、天文学者であるジョシュア・ピーク氏のプロフィールなどが収録されています。
天文学に興味のある方は、ぜひ読んでみてください。
アプリの開発は、ソニー・エリクソンのXperia Studioが手かげているので、完成度は高いです。
これからの天体観測シーズンにオススメのアプリです!