将棋初心者の上達の近道は、とにかく対局することです。
しかし将棋アプリの多くは、ある程度の将棋の実力者を対象としている場合がほとんどで、初心者向けのレベルでもCPUはなかなか強く、一方的に負けてしまうことがよくありました。
これでは攻め手を覚えられませんし、何より楽しくありません。
しかし『金沢将棋レベル100』は、100段階の難易度設定を装備しています。ですからレベル1は本当に弱く、レベル100はかなりの棋力を誇ります。
つまり、覚えたての初心者から熟練の上級者まで、幅広い層が楽しめるアプリなんです。
CPU戦のほか、交互に操作する「対人戦」モードもあるので、駒や板がなくても友人と対戦することができます。
CPUのレベルは100段階用意されており、最初から全レベルに挑戦することができます。
過去に勝利したレベルには獲得したメダルが表示されるので、全制覇目指して頑張りましょう!
また「駒落ち設定」で、どちらかの駒を少なくしてハンデを付ける事もできます。
相手の駒を減らせばより簡単になりますが、上級者ならあえて自分の駒を減らすのも良いでしょう。
操作方法は「動かしたい駒をタップ→移動先をタップ」というシンプルなもの。
駒が移動できる範囲も表示されるので、ルールを覚えたての方でも気軽に対局できます。
駒を指す音がリアルで心地よく、将棋番組のように指し手を読みあげてくれるので、臨場感抜群です。
駒を指す時に自動ズームする機能や、自分の手番にバイブする機能など、スマートフォン向けの工夫も随所に盛り込まれています。
手に迷った時は画面左上のメニューで「ヒントを表示」を選択すると、次の最善手を表示してくれます。
また指し手を間違えた時は、画面上の「待った」ボタンで一手戻すことができます。
対人戦で多用するのはマナー上宜しくありませんが、CPU相手なら気兼ねなく使用できます。
見事勝利すると、対局内容に応じた「メダル」を獲得できます。
メダルを集めることで、新しいデザインの駒や将棋盤を獲得できます。
待ったやヒントを使わずに勝利すれば、より上位のメダルを獲得できます。
さらに自分側の駒を落としてCPUに勝利すれば、最高位の「玉メダル」を獲得できるので、上級者はチャレンジしてみましょう!
また棋譜の保存・閲覧や、メールでの送信もできます。
後で見返して自分の指し筋を検討したり、友人に自分の対局内容を教えたりできます。
自動再生してビデオのように対局を鑑賞することもできます。
ちなみに私は小学生から将棋を始めて、今は年に数回指す程度ですが、レベル30でいい勝負、レベル100には完敗、といった感じでした。
初心者から上級者まで「将棋アプリで迷ったらコレ!」と、自信を持ってオススメしたいアプリです。