日本語は、言語学的には難しい部類の言語だそうです。
確かに、平仮名やカタカナに漢字を中心に、そこに英語や算用数字まで入ってくるのですから、外国語として日本語を学ぶのは非常に難しいだろうな、と思います。幼い頃から教育を受けている私たちでさえ、漢字ひとつ覚えるのに苦労しましたし…。
そんな日本語の読み書きは、脳の鍛錬にも役立ちます。特に文章を書く上で、類義語や対義語などの「ボキャブラリー」を増やすことは、年齢に関係なく重要です!
そのボキャブラリーの習得を通じて、楽しく脳を鍛えてくれるアプリがこの『漢字で脳鍛え』です。
鍛える、と言っても単語帳をめくったり辞書を読んだり、と言うわけではありません。
「類義語」「対義語」「同じ読み方」の3種類の出題に答えていくだけです。
まず第1番目の関門は「類義語」から。類義語は「構成される漢字は違うが、意味が似通った言葉」のこと。
質問には選択肢が用意されており、その中から正答と思われる言葉をタップします。
この場合は「簡単」と「容易」が類義語の関係に当たります。
このように正答例を見ると「確かに!」といった感じですが、この4つの熟語だけをいきなり見せられると一瞬「えっ?」となってしまいます。
質問が進むと、選択肢が増えていきます。こうなると意味を考える前に「あれ、この熟語の読み方は…?」というケースも出てきます。
頭の中のボキャブラリーを総動員して答えてください!
「類義語」の出題が終わると、休むまもなく今度は「対義語」の問題です。
対義語とはいわゆる反対語、お互いに反対の意味を持つ言葉ですね。
選択肢が増えてくると、どれがどの言葉やら一瞬分からなくなることも多くなってきます。
う~ん、日本語は難しい!
回答例は全部で9つ!さぁ、いったいどの熟語が「対義語」の関係にあるでしょうか?
…正答は「冒頭」と「末尾」ですね。文章などの「始め」にあたるのが「冒頭」で、その終わりにあたるのが「末尾」。
だからこの2つが対義語の関係にあると言えます。
3番目の出題は、「同じ読み」の熟語を探すことです。
漢字は「音読み」と「訓読み」がありますし、同じ読み方でも、全然違う意味の言葉もたくさんあります。
皆さんで正解を考えてみてください。
出題が全部終わると、回答者の脳年齢を算出してくれます。
私の場合は「31才」でした。実年齢より10才以上若かったので(!)良しとしましょう。
ちなみに成績は、ランキングとして記録されますので、何度もチャレンジすることで十分な「脳トレ」になります。
類義語や対義語の知識は、日本語の重要なポイントです。皆さんも是非とも体験してみてくださいね。