【NEWリリース】カヤック、被災前後で変わりゆく街の様子を伝えるAndroidアプリ『復興の窓』をリリース





株式会社カヤックは14日、東日本大震災で被災した宮城県塩竃の様子を伝えるAndroidアプリ『復興の窓』の提供を開始した。

同アプリは「震災をを風化させてはいけない」という思いの元、開発されたアプリ。
端末を被災地の方向に向けると、3月11日から現在に至るまでの写真を閲覧することができる。

対応機種はAndroid 2.2以上の端末で、価格は100円。売り上げの全額は日本赤十字に寄付される。




『復興の窓』では、宮城県塩竈市海岸通周辺をはじめ、4つのエリアを拠点として撮影した139枚を収録している。
写真は塩竃市在住のカメラマン大江玲司氏が撮影。大江氏による拠点の様子を伝えるメッセージも添えられている。
アプリ公開後も2012年3月まで毎月、復興過程の写真はアップデートされる予定。

また、「祈り」をテーマにしたオリジナルライブ壁紙も収録する。

同アプリの売上げは販売手数料を除き、全て日本赤十字に寄付される。

同社では、2011年5月から8月まで仙台に支社を設置し、被災地での雇用を通じて仙台復興を支援していた。
支社終了後、現地で見聞した様子を伝えること、そして震災の事実を忘れないことの重要性を感じて、今回のアプリを開発に至ったとしている。

【利用イメージ】




【関連情報】
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『復興の窓』 – Android マーケット