Android マーケットでアプリを探す方法としてオーソドックスなのは「キーワード検索」ですが、肝心のマーケットの検索結果が若干心もとないですよね…。
他には「開発元」で選ぶという手もあります。特にゲームアプリなどは「この開発元なら大丈夫だろう」と購入する方も多いでしょう。そんな開発元買いの目安になるのが「トップデベロッパー」表記です。
今回ピックアップする『Sleepy Jack』はそのトップデベロッパー「SilverTree Media」制作のアクションシューティングゲーム。
ちなみに、あの『Cordy』の開発元です。
Google マーケットのトップデベロッパー制作
このゲームは主人公であるジャック少年が、その夢の中で大好きなおもちゃたちと繰り広げる3Dシューティングです。
ゲーム性の高さは当然として、グラフィックの完成度や映像演出も、ほとんどゲーム専用機のタイトル同様のクオリティには驚くばかり。
ジャックはブリキの電子銃の夢を見るか
中央ですやすや寝ているのがジャック少年です。「プレイ」ボタンをタップすると難易度と操作方法が選択できます。難易度については、手始めは「易しい」からスタートすると良いでしょう。
実は、可愛い絵柄で「夢の世界」が舞台のゲームではありますが、シューティングゲームとしてはハードコアな種類にあたります。ですから難易度「難しい」でスタートすると後悔必至ですよ。
一番始めのステージは「深宇宙のドリームボックス」。宇宙空間が舞台です。
また、冒頭はチュートリアル形式で、操作方法やアイテム、武器の取り扱いなどを順を追って教えてくれる親切設計。
どこまでも続く宇宙空間(夢ですが…)をジャック少年が飛んで行きます！
独特な方向キーを使いこなそう
このゲームの特徴とも言えるのが「斜めに配置された方向キー」でしょう。それ以外の操作方法も選択可能ですが、基本は斜め配置になります。よくある水平配置よりもプレイしやすいですね。
この方向キーを2度タップすると1回転する「バレルロール」となり、「バレルロール」中は無敵状態になります。
敵弾の回避などに有効です。ただし、夢中になりすぎて目を回さないように。
そのステージをクリアすると、「スコア」「獲得Z数」「タイム」の評価が星印で表示されます。
ちなみに「Z」とは、ステージ中に浮いているアイテムで、夢の中でのジャック少年のライフに相当します。
撃ちまくるだけじゃない！緩急のあるステージ構成で◎
シューティング以外にも、リズムロケットパックを装着し「♪」を獲得するステージもあって、単なる「撃ちまくり」ゲームには終わっていません。
このステージでは「♪」を取れないと、どんどん減速してしまいます。的確な方向キー操作が要求されます。
迫りくるおもちゃの軍団を撃破しろ
登場する敵キャラも「おもちゃ」ですから、どことなくユーモラス。
回転しながら波状攻撃をかけてきたり、トリッキーな動きを見せたり…一筋縄では倒せません。
攻略方法としては、ショットボタン長押しで使えるスーパーショット(円周上に弾を発射)を中心に、連打の嵐で切り抜けましょう。
ステージ最後に登場する時計の針を止めるとステージクリア。ジャック少年の夢の冒険が終わり、スコアが表示されます。
ステージ中、リングが列を作っている空間がありますが、このリングは通過するとジャック少年の速度がアップします。
高速になると当然操作もシビアになり、アイテムの獲得が難しくなるだけではなく、障害物にも当たりやすくなるので注意が必要です。
デカい！変形！さすがはステージのラスボス
「深宇宙のドリームボックス」ステージのラスボスが出現しました！
ボスキャラはウィークポイントが表示されますので、その動きに惑わされず、的確にショットを当てていきましょう。
このボスキャラは、ダメージを食うとパーツを切り離したり、変形したりと厄介なヤツです。
バレルロールとスーパーショットで、何とかボスキャラを撃破できました！ジャック少年の笑顔がキュートです。
ちなみに画面左上の緑色のゲージが「Z」の残存量を示しており、ダメージを食うと減少していきます。ゲージがゼロになるとジャック少年は目覚めてしまい、ゲームオーバーです。
さすがはトップデベロッパーといったクオリティです。ここまで完成されたシューティングゲームはAndroid マーケットでも類をみません。この冬、一押しのシューティングゲームと言えるでしょう。