メールにファイルを添付するとき、容量が大きいままでは送信に時間がかかりますよね。
こんなときは圧縮処理をすることで容量を小さくできます。
オクトバでも、圧縮機能のついたファイルマネージャーアプリを何度かご紹介しています。
この『ArchiDroid』の場合は圧縮・解凍に特化したアーカイブマネージャーです。
一番の特徴は8つの圧縮形式に対応していること。また、圧縮ファイルの暗号化にも対応しています。
圧縮・解凍専用だからデザインは至ってシンプル
圧縮・解凍に特化しているだけあって、立ち上げ画面もシンプルです。
解凍をするときは「Unpack Archive」、圧縮をするときは「Create Archive」をタップしてください。
まずは「Create Archive」から圧縮ファイルを作成します。
まずは圧縮したいファイルを選択しよう
「Create Archive」画面です。
「Archive Name」で作成するファイル名、「Out Path」で出力先を指定します。
「Archive content」からは、圧縮するファイルが複数選択できます。
パスワード設定でセキュリティも万全
鍵マークのボタンからは、圧縮ファイルにパスワード保護をかけることができます。
ビジネスのデータなど、機密性の高いファイルをやり取りするときには必須ですよね。
また「Archive Preference」ボタンからは、圧縮ファイルの形式を選択することができます。
選択できるのは以下の項目です。
・圧縮形式(Type Archive)…ZIP、Tar、Tar.gz、Tar.bz2の4形式から選択
・圧縮率(Compression level)…4段階から選択
・暗号化方式(Cryptography method)…Standard、Aes256から選択。この設定は圧縮形式がZIP、かつパスワードが設定されている時のみ有効です。
内容を指定したら「Create」ボタンをタップします。
大容量ファイルを圧縮したり、圧縮率を高くしている場合は処理に時間がかかります。
本アプリでは処理状況が画面の下に表示されるので「今どうなっているの?」という不安がなくていいですね。
8種類もの圧縮ファイルの解凍に対応
次は「Unpack Archive」、解凍画面です。
「Archive file path」で解凍するファイルを、「Out path」で出力先を選択します。
圧縮で選べる4形式に加え、RAR、GZIP、BZIP2、7zipの合計8形式のファイルを解凍できます。
鍵ボタンからは暗号化ファイルのパスワードを入力。目マークのボタンからは、「Archive file path」で指定したファイルの内容を、解凍前に確認できます。
「Unpack」をタップすれば解凍が実行されます。処理状況が表示されるのは、圧縮画面と共通です。
本アプリを必要とする人はそれほど多くないかも知れません。
しかし必要な人にとっては絶対にはずせないアプリだと思います。
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