SoftBankより、遂に「AQUOS PHONE 104SH」が発売され、ようやくAndroid 4.0(以下ICS)の時代が到来！…などと浮かれそうな気分の3月です！
実は、意外に様々なアプリが動くICSなんですが、ここ1ヶ月くらいの間にICS専用のアプリも増えていく傾向にあります。
後は、ICS搭載の新機種の登場は当たり前の話として、既存のスマホのICS化を待つだけですよね。
今回、ピックアップする『Nova Launcher』もICS専用ホームアプリ。
しかも、ほぼ最強とも言える機能を満載しています！

アプリの特徴

• Android 4.0のホーム画面の機能を大幅拡張
• ホームボタンに独自アクションの割り当ても可能
• フォルダ機能の拡張も可能

Nova Launcher

価格：無料
開発：TeslaCoil Software

一見すると変更点は見当たらないけれど…



インストール後の起動画面です…が、これだけ見てると、「どこが違うの？」と疑問符飛びまくりだと思います。

普通ホームアプリと言うと、機能面の拡張以上に、デザイン面が重視される傾向にあります。

しかし、『Nova Launcher』は、デザインではなく、ホーム画面の「中身」で勝負するアプリなんですよ！




ウィジェットリストの復活はいきなり高評価！



アプリ一覧画面までは大きな違いは感じられませんが…なんとウィジェットリストがAndroid 2.X形式に戻っています。

標準のウィジェット選択画面よりも一覧性はこちらの方が断然上ですし、ワンタップでホーム画面に配置できます。

この選択肢は大正解ですね！




「ホーム画面に追加」も復活している！



また、ホーム画面を長押しすることで表示される「ホーム画面に追加」も復活！

しかも、『Nova Launcher』独自機能として「Novaアクション」が追加されました。

これは専用のアクションアイコンをホーム画面上に配置することで、拡張機能が使えるようになるもの。非常に便利です。




標準のホームよりも使い勝手が抜群に向上！



アプリ一覧画面の上段右上にmenuボタンが配置されました。機能は次の通り。
・ショップ…Androidマーケットへのリンク
・アプリの管理…ICS標準のアプリ管理機能へのリンク
・Nova設定…『Nova Launcher』設定メニュー

それでは、さっそく『Nova Launcher』の主要機能をチェックしていきましょう。




「Nova設定」で更にカスタマイズできる



「Nova設定」の主な機能は、以下の５つの項目に集約されています。
・デスクトップ…ホーム画面の機能設定
・ドロワー…アプリ一覧画面のスクロール設定
・ドック…ホーム画面下段のドック機能の各種設定
・動作設定…スクロールやホームボタンの挙動設定
・バックアップ…設定の保存と復元

機能豊富…というか、これが標準で実装されていて欲しいものばかりです。







ちなみに、設定中に度々登場する「Nova Launcher Prime」は、言わば有料版です。

基本的に無料版で何の問題も無く使えますので、有料版購入の必要と言えば、ジェスチャー機能の追加、非表示アイコンの設定などでしょうか？

「Nova設定」から直接購入可能です。




基本中の基本のデスクトップ設定



基本的にホーム画面上の各種動作設定はここで行います。

アイコンの設置レイアウトの変更や、スクロールにまつわる設定、ICSから標準機能となったフォルダの表示設定などなど、非常に充実しています。

おすすめ設定だと、グリッド数は5行×4列、画面マージンは5、クイックサーチバーは表示せず…です。

「ループスクロール」をチェックしておくと、最終ページから最初のページに繋がるようにスクロールしてくれます。




ドロワー＆ドック設定もチェック



ドロワーの設定で面白いのは、アプリ一覧画面のスクロール動作の変更が可能な点。

「カードスタック」を選ぶと、カードをめくるようなビジュアル効果でスクロールしていきます。

ドックの設定では、配置アイコンやインジケーター(ドックのページ数位置を知らせる表示)が変えられます。

ただし、アイコンの配置数を最大の7にすると、若干レイアウトが崩れてしまうので、設定的には5がベストでしょう。




動作設定も忘れずに



ここで注目したいのが「ホームボタンアクション」です。「Novaアクション」の動作をホームボタンに設定できるもの。

同画面の「デフォルトスクリーンのみで有効にする」のチェックを外しておけば、ホーム画面上のどこからでも実行可能になります。

個人的におすすめしたいのは「通知バーを展開」です。




アプリの削除はポップアップメニューから



ホーム画面上でアプリアイコンを長押しするとポップアップメニューが表示され、そこからアイコン名などの編集機能や削除ができるようになります。

画面上部までアプリアイコンの配列が可能なため、ポップアップメニューからの削除は重宝。

ウィジェットの長押しでは、同じくポップアップメニューから、大きさの変更が可能です。




「フォルダ」機能も大きく拡張されている



「フォルダ」はICSから標準になった機能。アプリアイコンを重ねると自動でフォルダが生成されます。

その表示方法も変更できるのが『Nova Launcher』！ちなみに「Nova設定→デスクトップ→フォルダプレビュー」で設定します。

また、この「フォルダ」に背景を挿入することにも対応しています。



「ホームアプリ＝見た目だけ変身」というイメージも無くはないですが、この『Nova Launcher』はホーム画面の機能拡張の塊！
ICSには必要不可欠のアプリと断言できます。必携！