音声エディタ : メールもつぶやきも!これからのスマホの文字入力は声を出していこう!無料Androidアプリ


「Google音声検索」の音声認識力は日に日にパワーアップしているのは、皆さんご存知でしょう。

聞き分け精度の高さは驚くだけではなく、自分の滑舌の悪さを露呈してしまう事態を招くこととなり、全国的に悲喜交々といった感じです。
もちろん、滑舌悪い人間判定アプリではないので、近頃では「Google音声検索」と連携した様々なアプリも登場しています。

今回取り上げる『音声エディタ』は、「検索」ではなく「文書作成」のためのアプリ。
つまり音声検索機能でヒットした文字を使ってテキスト作成が可能なんです。





アプリ画面は非常にシンプルでまさしくエディタそのもの



アプリを起動すると、即入力画面です。「音声入力」ボタンをタップして、いつも通りにスマホに向けて話すだけ。

面白い点は、やはりエディタですので、「!」「?」や句読点などの入力支援用キーが用意されていること。これは非常に便利です!

スマホ本体のソフトウェアキーボードも利用可能です。




ステータスバーの常駐オンオフはスマホのmenuボタンから



画面上部の4つのボタンの機能は次の通りです。
・音声入力…ここをタップして音声入力します。
・連携…作成したテキストを他のアプリに送るための共有機能。
・コピー…作成したテキストをコピーします。
・リセット…作成したテキストを削除します。

スマホのmenuボタンをタップするとコピーしたテキストの履歴管理や、設定メニューが操作できます。


ちなみに、アプリを起動するとステータスバーに常駐します。そこから起動が行えるのですが、設定メニューから常駐を解除することもできます。




音声入力ははっきり、しっかり、じっくりと!



さっそく音声入力を実践…といっても、いつもの「Google音声検索」とやり方は一緒。

入力時には、作成したい文章のセンテンスごとに区切って入力すると良いでしょう。下手に長く話すと誤変換というか爆笑変換の原因になります。

イメージとしてはメモ書きするような感じで入力すると良いと思います。




作成したテキストはコピーして各アプリへ



作成したテキストは文字数もカウント(表示)されますので、Twitterなどへの投稿にも役立ちますね。

入力したテキストは、「コピー→連携→目的のアプリ」の順に選択して、その目的のアプリ上で貼付けるだけ。

ディスプレイの小さなスマホなら、ほとんど片手で操作できます。







Gmailに添付してみました。もちろん、spモードメールアプリでも使えます。テキスト入力が必要なアプリならほぼ大丈夫ではないでしょうか?

使う上でのもうひとつのポイントは「無理矢理全文を入力しない」ということ。せっかく入力支援用にソフトウェアキーボードが使えるのですから、便利に応用すべきです。




マッシュルームアプリとして連携も可能



『音声エディタ』はマッシュルームアプリとしても機能します。今回は、Androidアプリの代名詞とも言える日本語入力アプリ『Simeji』で試します。

Twitterクライアントの『TweetCaster for Twitter』で「Simeji」を起動し、ソフトウェアキーボード中のマッシュルームキーをタップしましょう。







マッシュルームメニューが表示されました。リストの最上段に「音声エディタMush」と出ています。

これをタップすれば『音声エディタ』本体が起動しますので、あとは先ほどと同じように入力するだけ。

やはり、センテンスごとに区切って音声入力をするように心がけましょう。







文字入力が終わったら「送信」を押すと、何事もなかったかのように(当たり前なんですが…)投稿成功です。

Twitterのような元からテキスト量が少なくてすむメディアに対しては、非常に相性の良いアプリと言えます。





本格的なテキスト入力には正直向いていませんが、ちょっとしたメモや、帰るコールなどのメール送信には威力を発揮します。
「Google音声検索」が更に進化すれば、このアプリの有用性も更にアップ!ということで今後に期待が持てるアプリでした。