そりゃぁもう、サルでしょ!
それはさておき、リアルなビジュアルに驚愕のコース設定でゴルフゲーム好きを良くも悪くも唸らせた『Flick Golf!』(以前、オクトバでも取り上げました)が、新たなる凶悪なコースを携えて帰ってまいりしました!
しかもタイトルには「Extreme」!まさしくマンガそのものとも言える魅惑のシチュエーションの連続。もはやゴルフを通り越した別種のスポーツゲームと断言するしかありませんよ。
世界各地を駆け巡り、空母!断崖絶壁!魅惑の石畳!超高層ビルの最上階などを舞台に、ホールインワンを目指す…それが『Flick Golf Extreme』です。
ビジュアル&ゲーム性の高さが素晴らしい武闘派ゴルフゲーム
基本的なゲームシステムは前作と同じです。ゴルフ…ではあるのですが、正確にはグリーンに向かってボールを打つニアピンゲームです。
ゲームモードは全部で3種類。
・QUICKSHOT…制限時間内で高得点を競います。
・WORLD TOUR…9打中の合計得点で争います。
・5 BALL CHALLENGE…5打の合計得点で争います。
非常にシンプルなルールですので、ゴルフについての知識はまったく不要です。純粋にアクションゲームとしても楽しめる内容ですよ。
ゲームモードは全部で3種類、遊び応えも十分!
操作方法に慣れるのであれば「QUICKSHOT」からスタートしましょう。時間制限こそありますが、打数制限はなし。
ちなみに収録されているステージは全部で6つ。各ステージのクリア条件の得点を稼げば、次のステージが遊べます。
手始めのコースステージは…「USS FREEDOM」?ドコですか、そこは?
洋上に浮かぶ米海軍空母で狙うホールインワン!
一発目のコースからぶっ飛んでいます!戦闘機(F-18ホーネットに見えますね)や対潜哨戒ヘリが飛び交う洋上の空母がゴルフコースとは…。
しかもティーショットはヘリの中から。さすが「Extreme」!こちらも負けずに第1打を打ちましょう。
オレンジ色の三角が示すのがグリーン上のカップの位置。その方向に向けて(画面上方に)指をフリックさせるとショットします。
超プロ級!スライスもフックも自由自在!
このゲームの醍醐味と言えば、飛行中のボールに自在に変化をつけられること。
飛行中のボールに対して、曲げたい方向に数度フリックすることで青い光の筋が発生しますが、するとぐんぐんボールが曲がります。
もちろんバックスピンも超プロ級の勢いでかけられます、ちょっとしたミスショットもリカバリし放題!
フェードを制する者に神は微笑む
このボール変化を縦横無尽に駆使して高得点を狙いましょう。
目指すは当然、ホールインワン!フックやスライス(フェード)の掛け方などで追加ポイントも獲得できます。
後半のホールに進むほど、クリア条件の得点がアップしますので、「いかにしてホールインワンを連続して取るか」が重要になりますよ。
舞台はブラジルの風光明媚な渓谷に
2番目のステージはブラジルに舞台が移ります。非常に風景の美しい「REDLAKE CANYON」での戦いです。
一見険しそうなコース設定にも見えますが、まだまだ序の口です。焦らずじっくり(「QUICKSHOT」では制限時間はありますが…)攻めて行きましょう。
このステージに限りませんが、ゲームが進む上で注意したいのが風向きです。
画面上段右上にライトグリーンの矢印が表示されていますが、それが風向きと風力を現します。ボールが高く飛んでいるときは風の影響を直接受けますので、真っすぐ打っても大きく曲がりますよ。
観光船の天井にだってピンポイントで攻めて行く
3つ目のステージはイタリアの、「SAN VASCO BRIDGE」!時刻は不明ですが、すっかり日が暮れてしまっています。
やはり、ここでも道理を無視したグリーンが登場しました。観光船の屋上とは…。
このステージは風も非常に強く、グリーン周りもあまり余剰スペースが無いので、川に落としたりしないように注意したいですね。
グリーンオーバーは得点が貰えないだけで済みますが、池ポチャや川ポチャとなると1,000ポイントマイナスされます。これは痛い!
オーストラリアの摩天楼を切り裂くショット
次の舞台、オーストラリアの「FAIRLIGHT HEIGHTS」ではビルの頂上で戦いが始まります。
サルでも何でも連れてこい的な環境ですが…。このステージともなると風は強いし、クリア条件も極度に高いし、そうかんたんには攻略させてくれません。
とにかくティショットは風向きを考慮し、ミスショットは打たないことが絶対条件。ビルの谷間に落下させるなんてもっての他です!
前作『Flick Golf!』と比べてもアグレッシブさは満点です!
ゴルフゲームに垣根感のある方でも、間違いなく楽しめる内容ですので、是非ともプレイしてみてください。