Remote Control Collection : お手軽&かんたん!スマホでWindowsPCをコントロール!無料Androidアプリ

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スマホとPCの連携というと無線LANなどによるデータ転送とか、USBケーブルで繋げて外付けストレージにするとか、データのバックアップとか…。
そんなデータ転送でしか連携体験のない方、多いんじゃないでしょうか?
しかし実際にはPCを連携させるには様々な方法があります。
中でも、最近熱いのが「スマホでPCをコントロールする」というもの。
今回ピックアップする『Remote Control Collection』も、そのタイトル通りにWindowsPCの様々な機能をコントロールできるアプリです。



アプリの特徴
  • WindowsPCとスマホを無線LAN下で接続するアプリ
  • マウスやキーボード機能をスマホでコントロール
  • 初期設定だけでも即使えるシンプルさ
Remote Control Collection
価格:無料
開発:Steppschuh




シンプルで格好良い画面デザインのアプリ



まずはアプリをインストール…といっても、Android単体では稼働しません。WindowsPCにもサーバープログラムをインストールする必要があります。

そこまで聞くと「どこがかんたんなのか?」と思われるでしょう。しかも『Remote Control Collection』は海外アプリ。

しかし、起動直後の状態から設定などをいじる必要もなく使える、非常にシンプルなシステムで好感が持てます。




まずはPCDで開発元のサイトへアクセス



次に、要となるWindowsPC側のサーバープログラムを開発元の公式サイトからダウンロードしてきましょう。ちなみに公式サイト及びアプリ本体は、ドイツ語と英語に対応しています。

公式サイトのダウンロードページの「WindowsServer」と書かれた箇所の「Download」ボタンを押してください。

プログラム名は「Remote Control Server」です。ダウンローが終了したらインストールし、起動させます。ここまでの作業はさほど時間がかかりません。







プログラムが起動すると、動作手順が記載された画面が表示されます。要は「プログラムを起動したら、スマホにアプリもインストールしろ」というような意味のことが書いてあります。

重要なのは同じ画面内の「Start server」をクリックすることだけ。

すると、IPアドレスが表示されるのですが、この数字をスマホのアプリ側に登録すると、ひとまずPC側の作業は終了です。




スマホ側で必要なのはサーバー名とIPアドレス



今度はスマホ側の設定です。まずはPCと同じ無線LANでネットに接続しているかを確認してください。

それから先ほどのアプリのトップ画面から「Server」アイコンをタップしましょう。

サーバー側のIPアドレスを設定する画面が表示されました。次に「Add server」で実際の入力を行います。







サーバー情報の入力に必要な項目は2種類です。ひとつはサーバー名(Description)。これは任意の名称で問題ありません。今回は「octoba」と記入しました。

次に、先ほどPCのサーバープログラム側で表示されたIPアドレスを「IP address」の空欄に入力してください。

ただし、アプリ上ではドットの入力ができないので、テキスト入力が可能なアプリ上で打ってからコピーしてくると良いでしょう。


後は「Save server」をタップし、表示された「Connect with octoba now?」から「Yes」をタップすればOK。




マウス機能もキーボードもスマホひとつで行える



PC側との接続に成功すると、「Choose a control」画面が立ち上がります。ここからコントロールしたい機能を選択してください。
対応しているのは次の機能です。
・Mouse pointer…2ボタン式トラックパッドとして機能します。
・Keyboard…キーボード。
・Speech recognition…音声入力機能。
・Mediaplayer…メディアプレイヤーの操作。
・Slideshow…スライドショーのコントロール機能。
・Motioncontrol…スマホの傾きでカーソル操作が可能です。
・Shortcuts…ウィンドウのクローズやシャットダウンが可能です。




メインの機能だけでも十分過ぎる機能性



Mouse pointer
画面中の広い箇所がトラックパッドとして、画面下段の2つの小枠がそれぞれマウスの左右のボタンとして機能します。

Keyboard
スマホでメールや文字入力するのと同じ要領で操作できます。画面中の「Live transfer」をチェックしておくと、リアルタイムに文字がPC側に送られますが…日本語入力するならチェックは外しておいてください。







もちろん、横画面での入力にも対応しています(「Live transfer」のチェックは外してあります)。

この場合は、文字入力後にスマホの画面中の「完了」をタップするとPC側にテキストが送られます。

キーボードを搭載しているスマホであれば非常にスムーズに文字入力が可能ですよ。




プログラムの終了もタップするだけのかんたん設計



Shortcuts
ここでコントロール可能なのは次の機能です。
・Show desktop…デスクトップ表示機能。
・Switch application…プログラムの切り換え作業。
・Close application…プログラムの終了。
・Standby…PCをスタンバイモードに。
・Shutdown…PCの終了。
PC操作に重要な作業ばかりです。急に出掛けるときなどでもスマホがPC側と接続してあれば、机に戻ることなくPCがシャットダウンできるのは便利ですよね。





残念ながら『Remote Control Collection』はWindowsPCにしか対応していませんが、言語の壁を差し置いても、IPアドレスの入力のみの初期設定状態でも、ほとんどの機能が使えるのはポイントが他愛と思います。是非、一度体験してみてくださいね。




Remote Control Collection
価格:無料
開発:Steppschuh




アプリ名Remote Control Collection
対応OSAndroid 2.1 以上
バージョン1.3.2.0
提供元Steppschuh
レビュー日2012/03/23
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