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・Apex Launcher : シンプルかつ多機能!カスタマイズ性の高い4.x専用ホームアプリ!無料Androidアプリ
今回取り上げる『Apex Launcher』は、「Nova Launcher」の更に一つ上を行くAndroid 4.0(ICS)専用のホームアプリです。
誤解を恐れずに言えば、ホームアプリの多くはテーマ無しには全てを語ることは難しいですね。
確かに「豊富なテーマを選び放題」というのは非常に魅力なのですが…。その肝心のテーマそのものは、正直デザイン性が徹底されていなケースも多く、見掛け倒しの感も否めない物が多数出回っています。
そんな状況に一石を投じたのが「Nova Launcher」だったわけですね。標準のホーム機能を突き詰めて、それを拡張する。
一見地味ですが、非常にシンプルで強力なホーム画面を構築する一つの理想だと考えます。
能力あるスマホは爪を隠す?
『Apex Launcher』を起動してみました…が、一見変更点が見受けられません。
画面下段のドック機能のアイコンが5つだったり、見慣れないアプリアイコンが3つあったりするだけ。
では、ドロワー画面はどうでしょうか?
やはり、ドロワー画面も拍子抜けするほどに変わり具合が見えてきません。
「Nova Launcher」では原点回帰したウィジェット画面は、逆にICS標準(Android 3.0系から続く様式)のそれに戻っています。
良く見るとスマホのmenuボタンが画面右上に確認できます。しかし、この点は「Nova Launcher」と同様です。
見た目だけでのホームアプリとは一線を画す!
試しに、そのmenuボタンをタップすると…。
「Nova Launcher」ではメニュー項目は「ショップ」「アプリの管理」「Nova設定」の3種類だけだったのが、以下の6種類に拡張されています。
・Google Play ストア…ストアへのリンク。
・アプリの管理…標準のアプリ管理。
・Apexの設定…Apex設定メニューへ。
・システム設定…標準のシステム管理。
・スクリーンロック…同機能の設定へ。
・ヘルプ…オンラインヘルプ参照(英文)
実は、ここからが『Apex Launcher』の本領発揮なんですよ。
充実機能の魅力を紹介しよう
ホーム画面上に配置された「Apexの設定」アイコンからも、『Apex Launcher』の設定メニューを開くことが可能です。
設定項目は全部で7種類。設定項目も多岐に渡ります。ただし各項目に記載された説明テキストは分かりやすいので、一つ一つチェックしていけば難しいことは何もありません。
それでは各項目についてかんたんではありますが解説しましょう。
ホームスクリーン&ドロワー設定
ホームスクリーンの設定
ホームスクリーンの配置数(最大9個)や、設置可能なアイコン数(最大49個!)、とレイアウトなどが設定できます。
画面スクロールもこちらで変更できます。
ドロワーの設定
タブ機能の変更設定やアイコンの非表示設定、ドロワーの外観などの変更に対応しています。特に画面上部のタブ機能の変更設定は非常に便利!
ドック&動作設定はここを見ろ
ドックの設定
機能的には「Nova Launcher」の良い点を継承しています。
面白いのは「ドックの境界線を隠す」機能。境界線を消すと、「スマホっぽい」感じがホーム画面が消えるのが面白いですよ。
動作設定
ホーム画面上でのタッチやスワイプ操作に様々な機能を割り振れます。
「Nova Launcher」でいうとジェスチャー機能に当たりますが、有料機能でした。『Apex Launcher』では無料で使えます!
ちなみにフォルダの設定では、フォルダの表示形式が増えたりと、デザイン的にも機能がアップしています。
高度の設定は本当に高度に進化!
注目したいのは「全てのウィジェットでリサイズ」の項目ですね。
サイズが1種類しかないウィジェットは、ホーム画面上のレイアウトに困ることも多いのですが、チェックを入れておくとリサイズが可能になります。
リサイズするには、ホーム画面上でそのウィジェットを長押ししてサブメニューを表示させればOKです。サブメニュー中にリサイズの項目がありますよ。
バックアップとレストアでは、変更した設定の保存や復元、設定そのものの初期化などが可能です。
機能アイコンは全てデザインが統一されている
『Apex Launcher』のもう一つの魅力…それは機能アイコンのデザインが統一され、しかも非常に豊富なこと。
機能アイコンを利用する場合は、お馴染みの「ホーム画面に追加」を表示させる必要があります。
さっそくホーム画面を長押ししてください。見慣れたメニューは安心感がありますね。次に「Apexのアクション」をタップしましょう。
「Apexのアクション」には全部で13種類の機能アイコンを収録。
利用方法はかんたんで、使いたい機能をタップするだけ。それだけでホーム画面に表示されます。
これも「Nova Launcher」にも実装されていた機能ですが、こちらの方が機能数が大幅に拡張されていますが
配置するだけならメニューはこれが一番
最後に、先ほどの「ホーム画面に追加」で「ウィジェット」をタップすると…。
なんと、ここでAndroid 2.X系列のウィジェットメニューが表示されました。
確かに、ウィジェットをホーム画面上に配置だけするなら、ドロワーを下げるよりもこちらの方が便利なのは間違いありませんよね。
デザイン面で余計なことをして重くなるホームアプリはいらない、質実剛健が一番!
そんなICSスマホユーザー(GALAXY NEXUSも非常に買いやすい値段になりましたし)には唯一無二の選択肢とも言えるアプリでしょう!