デスクトップとノートで、あるいは職場のPCと、場所を問わずに同じブックマークを使いたい!
そんな時にはオンラインブックマークが便利です。Googleブックマークもそのひとつで、普段から活用している人も多いのではないでしょうか。
どうせならスマホでも同じブックマークを共有したいですよね? それを可能にするのがこのアプリ『GBookmark』です。
実はGoogleブックマークと同期でき、しかもラベルをフォルダに階層化できるアプリです。
ここまで言えば、FirefoxのアドオンやGoogle Chromeの拡張機能を使っている人はピンときたはず。そう、それと同じことができるアプリなのです!
何のことか分からない人も、以下でちゃんと説明しますのでご安心を。
Googleブックマークを表示・編集できる!
初期設定でGoogleアカウントを指定すると、Googleブックマークにログインしてラベルが表示されます。
ラベルをタップするとそのラベルがつけられたリンクを表示。ラベルがついていないブックマークは「unlabeled」に入っています。
そして、リンクをタップするとブラウザが開きます。
また、そのリンクを長押しすることメニューが表示され、ブックマークの編集も可能です。
ブックマークの共有や削除、URLやタイトル、ラベルを変更できます。
今度はブラウザから『GBookmark』を使う
ブラウザからブックマークを登録するには、「ページの共有」から『GBookmark』をタップ。
タイトルとURLが送られるので、ラベルをつけて「保存」します。ラベルは右の「…」ボタンから選ぶこともできます。
ラベルをフォルダに階層化して表示!
『GBookmark』は初期状態のままだと、Googleブックマークと同じようにサイトがラベルごとに分類されるます。
使っている内に「ラベルが増えてきたなぁ」と思い始めたら、「ラベルセパレーター」を利用しましょう。
設定画面から「Advanced」をタップすると左の画面になります。「ラベルセパレーター」にチェックを入れて、「セパレーター文字」に「>」を設定してみましょう。
すると、こんな風にラベルが「>」で区切られてフォルダのように階層化されて表示されるようになります。
間を「>」でつなげば何階層でも作ることが可能です。
FirefoxのアドオンやGoogle Chromeの拡張機能と連携!
セパレーター文字によるラベルの階層化はとても便利なので、同じブックマークを利用するPCでも使いたいですよね。もちろん、PCにも対応しているブラウザがあります。
Firefoxの場合は「GMarks」というアドオンを導入すればGoogleブックマークと同期可能。メニューに「GMarks」が追加され、通常のブックマークと同じように使うことができます。もちろん、セパレーター文字にも対応。というか、セパレーター文字はむしろこちらが本家です。
Google Chromeの拡張機能にもセパレーター文字に対応したものがあります。それが「Yet Another Extension for Google Bookmarks」――通称YAGBEです。
アドレスバーの右の★アイコンからGoogleブックマークにアクセス可能。もちろんセパレーター文字で階層化されます。
同じブックマークをずっと使っていると、登録サイトが増えてきて、いかに整理するかが課題になります。フォルダに階層化すれば、長々としたラベルのリストから探さないですむので、サイトを見つけるのも簡単です。
階層化にも対応した『GBookmark』は、GMarksやYAGBEを愛用している人はもちろん、PCではGoogleブックマークを使っていて、Androidでも上手に使う方法がないか探していた人にもオススメのアプリです。