『H-1グランプリ』でも多くの出場者が利用し、ホーム画面カスタマイズに必須とも言えるアプリとして、オクトバでは以前『Glaeja』をご紹介しました。
確かにできることは多いのですが、設定項目が多すぎてどうすればいいかわからなくなってしまった人も多いのではないでしょうか。
今回ご紹介する『DigitalClockDesigner』は『Glaeja』の前に作られたカスタマイズ時計ウィジェットです。カスタマイズの手法の多くは『Glaeja』に流用できるので、まずはシンプルな本アプリでカスタマイズに慣れていくといいかもしれません。
『DigitalClockDesigner』で表示できる項目は、詳しくは開発者であるkanitawaさんのブログを読みましょう。簡単に言いますと、月日や時計など時間に関するものを表示することができます。
ウィジェットを置こう
まずはウィジェットをホーム画面に置きましょう。ホーム画面を長押しして『DigitalClockDesigner』を選びます。
ウィジェットのサイズは1×1から4×2まで8種類あります。ただし、4×2サイズは一部の端末では表示できないことがあるようです。
この選んだ範囲内に時計などの文字列を配置していくことになります。
ウィジェットを置いた直後は黒い文字の小さな時計が表示されるだけです。さぁこのウィジェットをタップして、カスタマイズしていきましょう!
ウィジェットの全体的な設定
ウィジェットをタップするとまずはこの画面になります。
・背景に画像を表示…ウィジェットの背景に好きな画像を1枚置くことができます。画像はSDカードの中のcom.gmail.kanitawa.dcd/images/フォルダにあるものだけが選択できます。
・ロケール…月の名前や曜日の名前などを日本語で表示するか英語で表示するかを選ぶことができます。
・スキンの編集…ここからどんな項目を置くのか、などの本格的な設定を行います。
そのほか、メニューボタンを押すとスキンの読み込みと保存ができます。これは自分で設定したスキンを保存したり、他の人が作成・配布されたスキンを読み込むことができます。
各要素の一覧表示
「スキンの編集…」をタップするとこの画面になります。
初期の状態ではHH:mmという文字が設定されています。この文字列をタップするとその表示内容を編集することができます。
別の文字列を追加するには新規追加を選びます。まずはHH:mmをタップして、その表示内容をいじって改造してみましょう。
文字列をカスタマイズしよう
各文字列の編集できる項目は以下のようになります。
・表示文字…ウィジェット上に表示される文字列を入力します。
ここには特殊な法則があり、yyyyで4桁の西暦表示、EEEEで長い曜日名表示となります。例えば「yyyy.MM.dd HH:mm」と入力すると実際には「2012.04.26 14:05」のように表示されます。
表示文字列の対応については開発者であるkanitawaさんのブログに全て書かれています。
そのほか、文字のサイズと色、背景色を設定できます。
・フォント…android標準のフォントの他に、自分で用意したフォントを使うことができます。SDカードのcom.gmail.kanitawa.dcd/fonts/フォルダの中に入ったttfファイルを選ぶことができます。
・アンカーポイント…文字列の表示位置を設定します。
水平/垂直アンカーポイントで横と縦の位置を調整し、その位置を基準に左寄せ・中央寄せ・右寄せにすることができます。
また、文字列の傾きを入力することで文字列を斜めに表示することができます。
これらの設定を表示する文字列ごとに行います。
ホーム画面に戻ると設定が反映されているはずですので、それを見て納得行くまで調整しましょう。
できあがり!
文字列と表示の設定を納得の行くまで調整したら、世界に一つだけの、オリジナル時計ウィジェットの出来上がりです。
画像のものは2×1サイズと2×2サイズの2種類で時計を作ってみました。こんな時計の他にも、アイデア次第で様々な表示の時計を作り出すことができます。
作ったスキンは保存して他の人に配布することもできます。私が作成したスキンも公開していますので、ぜひダウンロードして改造してみてください。
『Glaeja』に比べると自由のきかない部分もありますが、本アプリだけでもアイデア次第でかなり面白いものを作ることができます。
本アプリを活用したカッコいいホーム画面が出来ましたら、ぜひオクトバタウンでご紹介ください。我々もあっと驚くホーム画面の投稿をお待ちしています!