言いたいことも言えないこんな世の中ですが、特に言いづらいのが「上司への不満」。
我慢するのは健康にも、そして社内業務的にもよくありませんが、いざ言おうと思うと勇気がいるし、なかなかいい文句が浮かばなかったりします。
そんな時はこのアプリ『バカヤロー(会社用)』に適切な(?)文句を生成してもらい、スマホに叫んで溜飲を下げましょう。
さらに本人に直接怒りをぶつける時に備え、滑舌をチェックする機能もありますよ。
サラリーマンのあらゆる敵に対応予定!?
今後のアップデートで「部下」や「お客」にも対応するようですが、現バージョンで対応しているのは「上司」に対する文句だけです。
とは言え多くの場合、最も怒りを覚える相手は上司でしょうから、現時点でも実用(?)には問題ないでしょう。
エライ人にも恐れず噛みつこう!
まずは上司の役職を選択しましょう。
「課長」「部長」といった身近な(?)存在から、「社長」「会長」まで一通りの役職をカバーしています。
自分で好きな役職を入力することもできますよ。
外見で責めるのは「悪口」です
次に上司の外見上の特徴を決めましょう。
外見の特徴をつかまえて「ハゲ」とか「デブ」とか言うとただの悪口になりますが、本アプリではグラフィックで使われるだけで文句に使われることはありません。
さりげなくナイスな気遣いですね。
上司の悪いところを一刀両断!
最後に、上司の許せないところを選択肢から選びましょう。
さすがに本アプリの肝となる部分だけあって、22種類ものダメ出しポイントが用意されています。
OKを押すと、怒りの一言が生成されます。
ダメ上司に怒りの鉄槌を!
画面上部には、役職や許せないところに応じた文章が生成され、下部には上司の外見に応じたイラストが表示されます。
文章を見て、ふつふつと怒りを燃え上がらせつつ「怒りを叫ぶ」をタップしましょう。
後は端末のマイクに向かって、怒りの一言を一字一句正確に、怒りを込めて叫びましょう。
声の大きさに合わせて、上司の顔が青ざめていきます。
怒りの一言で上司に大ダメージ!
すると声の大きさと、音声認識機能を使った滑舌判定に応じて、上司に与えるダメージが算出されます。さらに認識に認識された文章が下に表示されます。
このアプリで予行練習をしておけば、本当に上司に文句をいうことになっても、噛まずにきちんと怒りをぶつけられる、という寸法です。
なおレビューのためとはいえ、社内で叫ぶのはちょっと辛いものがありました。
できれば屋上や河川敷、カラオケBOXなど周囲に迷惑を掛けない場所で使いましょう。
叫んでダメならつぶやいてみる!?
これでも怒りが収まらなければ「つぶやく」でTwitterに投稿しましょう。
ただし今の御時世、たとえフォローされてないとしても、最悪の場合ツイートが上司の目に留まる覚悟はしておきましょう。
影で文句を言っていることがバレるくらいなら、勇気を出して直接文句を言ったほうがまだマシかもしれません。
これはまさに「怒りの履歴」だ!!
また「過去の怒り」では、これまでに言った怒りの一言とダメージポイントをランキング形式で確認できます。
ハイスコア更新を狙ってひたすら文句を叫んでいたら、すごく晴れやかな気持ちになっている自分がいました。
一見原始的ですが、実は非常に効果的なストレス発散法ですねこれは…。
言いたいことを我慢する場合も、実際に言う決心をした場合も、どちらの際にも役立つナイスなアプリです。
なおこのデベロッパーは以前ご紹介した『休みの言い訳(会社用)』『ドタキャンの言い訳(社会人用)』など、サラリーマンのツボを突いたアプリを多数リリースしていますので、そちらもぜひチェックしてみてくださいね!