スマホの契約をされている方はほとんどパケット定額に入っていると思います。どれだけネット通信をしても料金は変わりませんが、あまりに多いと速度規制にあってしまいますね。
また、MVNOのSIMなどで一定量まで定額で通信のできるプランを使っている人にとっても、自分がどれだけ通信しているのかは気になるところでしょう。
今回ご紹介する『My Data Manager』は、期間ごとの通信量を3Gとローミング、Wi-Fiそれぞれについて記録することのできる通信量監視ツールアプリです。
アプリを起動すると、それぞれの期間での通信量が棒グラフで表示されます。
グラフの青い部分がWi-Fi、黄色い部分がモバイル(3G)での通信量となります。ローミングはオレンジで表示されます。
画面下のタブで表示期間を変更することができます。1日のうち、どの時間帯に通信しているのかがよくわかります。
グラフ部分を横にフリックすることで、アプリごとの通信量をチェックすることができます。余計な通信を行なっているものはないか?といったこともチェックできますね。
ここでも表示期間は細かく選べるので、5月26日の午後10時台に通信していたアプリは…といった細かい調査も可能です。
更に、通信した中でどのアプリが多くの通信をしているのか、その比率をパイチャートで表示することができます。
ここでは「通信量」としての比率と、「通信時間」での比率とを表示することができます。
どのアプリがよく通信をしているのか、自分の使用感覚と合っているか、よく確かめてみましょう。
パケット定額の場合はあまり関係ありませんが、月々に使用できるデータ量が決まっているプランにしている場合は、メニューの設定からプラン設定を行います。
使用できるデータ量と、その1ヶ月の始まりの日を入力します。これを入力することで、グラフ表示で「計画サイクル」ごとの表示をすることができます。
また、画面上部に現在の仕様データ量と残りデータ量が表示されます。
緑に塗られた部分が現在の使用データ量で、薄く塗られた部分が、規定量を日割り計算した時の今日までに使っていてもいいデータ量を示します。ここに収まるようにしておけば、規定量を超えることはないので安心です。
通信量が一定の数値に達した時に通知を行うことができます。
これは2つ設定することができます。規定値の少し前に警告の意味で通知したり、もうこれ以上通信したくないという値の時には、その値に達した時にデータ通信を無効にする事もできます。
本アプリにはウィジェットも用意されています。既定のデータ量を設定してあれば、どれくらい消費しているのかが一目でわかりますね。
アプリで確認するのは面倒でも、ウィジェットならパッと目にすることができて便利です。
アプリごとの通信量がチェックできるというのがいいですね。気づかないうちに影で通信しているアプリがあった場合でも、本アプリで見つけることができそうです。
スマホは通信してなんぼですが、あまり過剰に使いすぎてネットワークを圧迫してしまったり、それで規制されてしまっても困りますよね。データ通信のご利用も計画的に。