米Googleは6日(現地時間)、Android向け『Googleマップ』のオフライン機能の対応やGoogle Earthの3D機能の追加などをメディア向けカンファレンスで発表した。
Android版『Googleマップ』アプリは近日中に行われるアップデートにより、オフライン機能が追加される予定。
その他、人力でストリートビューを撮影するための機材やユーザーによる情報追加サービス「MapMaker」の対応地域拡大などが発表された。
現在提供されているGoogleマップアプリにもキャッシュする機能はあるが、新機能では都市レベルの範囲のデータを端末に保存することができ、詳細な地図やストリートビューなどもオフライン環境で利用することができる。
1都市あたりのデータサイズは数MB程度で、あらかじめ指定した都市や地域のデータをダウンロードする必要がある。
アップデートは数週間以内に100カ国以上で配信される予定。
【利用イメージ】
特殊なカメラを搭載した飛行機で都市全体を3Dでモデリングすることにより、建物だけではなく地形も3Dで表示することのできる機能をGoogle Earthに追加すると発表した。
新機能はAndroid版のGoogle Earthに対応し、今年中に300万人を超える都市をカバーする予定
【イメージ動画】
・New 3D imagery for Google Earth for mobile | YouTube
【カンファレンスの様子】
・The Next Dimension of Google Maps | YouTube
【関連情報】
・The never-ending quest for the perfect map | Official Google Blog
・マップ|Google Playストア
・Google Earth|Google Playストア