これまで、Androidアプリでギャラリーアプリと言えば、OS純正の物か、『QuickPic』のほぼ2択と言っていい状況でした。
特に表示速度などでは『QuickPic』はほぼ無敵の存在感があったのですが…。
しかし、今回ピックアップした『Scalado Album』の登場で『QuickPic』の天下も揺らぎつつあるようですよ!
残念ながら(?)有料なのは玉に傷ですが…。それでも導入する価値は十二分にありではないでしょうか?
まず『Scalado Album』を起動すると、アルバム画面が表示されます。
ここから各フォルダへと移動する仕組みです。ちなみに主なアルバムの内容は次の通り。
All…スマホ内の全ての画像が見られます。
Camera Roll…スマホで撮影した画像のみ閲覧できます。
Places…位置情報が組み込まれている画像を、地域別にフォルダ化されています。
Months…撮影時の月別に閲覧できます。
Folders…画像が収録されているフォルダ別に見られます。
この細かい管理設定は『Scalado Album』の特徴の一つです。
ちなみに、スマホのmenuボタンをタップすると、サブメニューが表示され、アプリの挙動を設定できる「Settings」が選択できます。
旅先でスマホで風景などを撮影する…家族や友達同士のイベントで記念撮影…よく聞く話です。
しかし、イベントが重なると、ついうち「あれ、これどこで撮影したかな?」と迷うことも多いですよね。
そういう場合は「Places」で確認すると、位置情報別にフォルダ分けされていますから、迷うこともなくなります。
確かに、画像ごとに詳細情報を確認すれば、撮影日時も分かりますが、それはやはり面倒ですよね?
そんな、記憶の中で撮影日時が定かでない「埋もれてしまった画像」などは、「Months」でチェックしましょう。
ちなみに、こういったフォルダ分けは自動で行われます。もちろん、それに必要な時間はごくわずか。この「素早さ」も、既存のアプリ群みはない特徴です!
スマホの中の画像は、何も撮影したものばかりとは限りません。
PCからコピーした様々な画像データも、フォルダ分けしておけば、「Folders」で確認できます。
ファイラー系アプリに近い管理機能は、非常に嬉しいポイントです。
ちなみに
アルバム画面上段右端のカメラアイコンをタップすると、カメラアプリを起動させて撮影も可能。
また、上段左端の地球アイコンからはマップ連動機能が起動します(これについては後述します)。
各フォルダを選択すると、収録されている画像のサムネイルが瞬時に表示されます。
この速度は、初めて『QuickPic』を導入したときと同等(それ以上?)の感動を覚えますよ!
画像確認画面でスマホのmenuボタンをタップすると、次の機能が使えます。
Show toolbar…ツールアイコンが表示されます。
Settings…アプリの挙動を変更できる設定メニューが表示されます。
ちなみに「Show toolbar」で利用できる機能は次の3種類です。
雲アイコン…共有メニュー
ゴミ箱アイコン…画像ファイルの削除
ツールボックアイコン…画像管理機能
画像管理機能では、トリミングや壁紙への登録、画像の回転、オンラインヘルプの参照をサポートしています。
先ほども書きましたが、地球アイコンをタップすると、Googleマップと連携して、撮影した画像を地図上で確認することも可能です。
旅行先で撮影した画像を地図上で見れば、そのときの様子がかんたんに思い出せますね。
これは『Scalado Album』が単なる「画像閲覧アプリ」の枠に留まらず、まさしく「アルバム」であることの大事なポイントでもあります。
ちなみに、スマホのmenuボタンをタップすることで選択できる「Settings」ですが、基本的にいじる必要はほとんでありません。
初期設定の状態でも困る事はありません。
ギャラリーアプリの閲覧機能に物足りなさを感じている方や、画像の表示機能のスピードの遅さにお悩みであれば、有料ではありますが、選択肢の一つとしておすすめできる、優秀なアプリです!