例えば横断歩道の縞模様であったり、道の脇の水路であったり。
こどもの頃、隙間があればとにかくジャンプしましたよね？
とりわけ水のあるところでは無性にテンションが上がり、「このくらい跳べるし！」と見栄を張っては母に怒られるのが定番でした。
そんなコドモゴコロを、ビルの屋上という壮大なスケールで展開しました『ビルダッシュ有』。タイトルはそのまんまです。
恐らくこのタイトルについて皆さん思うところがあるでしょうが、それについては後述！
「命知らずのクレイジー野郎」である主人公が、ビルからビルへと跳び移ります。
もちろんビルとビルの間には隙間があるので、タイミングを合わせてジャンプボタンをタップ！
これをひたすら繰り返します。
操作は難しくありませんが、なんでしょうこの緊張感。
ビルの上だから、というより、主人公の手足の動きが異様に早すぎるのが原因じゃないかと思うんですけど。
落ちたら失敗です。左上のハートがひとつずつ減っていきます。
3回落ちてハートがなくなってしまうと、ゲームオーバーになります。
その回に走った距離、ジャンプ回数などが結果として表示されます。
この内容によっては、メダルがもらえることもありますので頑張りましょう！
やりこみ要素として、メダル収集の楽しみがあります。プレイ結果はもちろん、プレイ回数なども条件として反映されます。
まだ入手していないメダルのスペースにカーソルを置くと、「そのメダルがとれる条件」と「現在の記録」が見られます。
そしてなぜか心をくすぐられてしまう、メダルの名称。「ドラゴンメダル」なんて言われると、何としても手に入れたいと思わされますよね？ね？
ビルの屋上をダッシュするからビルダッシュ。間違えないでくださいね、ビルダッシュです。
なぜか特定のスポーツ選手を連想しますが、これはビルダッシュです。無関係です。
「全く無関係ですが、作者はダルビッシュ有を応援しています」というアプリ作者コメントが潔くて大好きです。
ネットランキングは100まで羅列。
その中に入れなくても、自分の順位は表示されます。ちょっと悲しいくらいの成績が。
本気出しても15000ｍのカベが破れない私には無縁の世界です…
アプリ名だけでも充分笑わせていただきました。有難うございます。
ゲーム本編はシンプルで短時間でも楽しめるので、電車など空き時間に遊べますね。
画面はご覧の通り、音もないようなシンプル加減で、まったくストレスなくサクサク遊べるのは間違いありません。
音楽がないので、私がプレイするときはいつも「チャレンジャー」という古ーいファミコンゲームのBGMが脳内を席巻します。
あり得ない場所を駆け抜ける姿がこの主人公と重なるんですよ…ええ、古すぎて伝わりませんね！
みなさんはお好きな音楽でご想像くださいね！