扉を開くと、その棚には爆弾がずらり。
中には点火されているものもあって、触ったりしたら爆発してしまうかも！
という緊迫感に怯えて扉を閉めるのも面白くないので、いっそ全て爆発させてしまいましょう。人生、時にはハジけることも必要です。
とはいえ現実ではそうもいかないので、そんな危うさを楽しめるアプリ『Pyro Shelf』をご紹介します。
爆弾もストレスも一気にはじけ飛ばしてしまいましょう！
ご覧の通り、爆弾には4つの種類があります。
これらはタップするごとに青→緑→黄→赤と変わっていき、赤をタップすると爆発します。
よく見ると赤は点火済みですが、触れるまでは爆発しないので焦らなくても大丈夫。
爆発させると、上下左右に火花が飛び散ります。この火花は上記のタップと同じ扱いで、色の変化や爆発を引き起こすものです。
火花で誘爆させ、その火花がまた飛んでいき…という繰り返しで連鎖を起こし、全ての爆弾を消すのが目的になります。
さて、画面左上には、クリアするための手数が表示されています。
初めのうちは1手のみが多く、適当に爆発させても何とかなってしまいます。
全てを爆破させると、棚に一緒にしまわれていたらしい花火にも引火し、しゅるるるるるとロケット花火が乱れ飛びます。
よく考えるととんでもないことが起こっているわけですが、やってやったぜ！的な高揚感が拭えません。
手数内に全て爆発させられなかった場合はやり直しです。
パズルとしてはもちろん失敗ですが、この時の演出も実は好きです。連鎖が止まってしまう、来るぞ来るぞ…パリーン！
爆弾は残りましたが何故か電球がはじけ飛んでしまうのです。
この「パリーン」が気持ちいいので、失敗だというのについわくわくしてしまいます。
ステージはLEVEL1-1から始まり、1-100までクリアできると次のレベルが開くようです。
今のところ未開放レベルは3つ残っていますから、それぞれ100面あるとしたら全部で400面あることが予想されます。
難易度はどんどん上がっていきますし、かなりやりがいのある量になりますね！
ステージは1から順に開きますが、どうにもクリアできない時には「SKIP」で飛ばすこともできます。
一覧画面でもやり残した面は一目でわかりますから、後から再チャレンジでもOKですよ。
パズルとしての楽しさと、破裂音が小気味いい爽快感。BGMもなく、薄暗い棚の中で、やってはいけないことと知りつつ爆弾に手をかける……という背徳感がクセになるアプリです。
扉の演出があるために、密室のような雰囲気もあるんですよね。クリアした時と失敗した時には人の声が聞こえるのですが、それも「悪いことを一緒にやっている仲間」が後ろで見ているような気分になります。
なんとも言えないこのスリル、ちょっと味わってみませんか？