10月に「今後はモバイル版に注力する」としてPC版の開発が終了した「Echofon」のAndroid版、『Echofon for Twitter (Beta)』がついに登場しました。
デスクトップ版や他のデバイス間での未読位置の同期など、多くの人から期待されていたアプリの登場ですね。
アプリの全体的なデザインはHoloテーマで統一されています。他のアプリとの共通性があって見やすく使いやすいですね。
画面下部にはホームやメンションと言ったボタンが表示され、タップでそれぞれのタブに移動します。タブ移動は横スワイプでも可能です。
マルチアカウントにも対応していて、左上のEchofonアイコンをタップするとアカウント選択が表示されます。
メニューボタンの設定からはテーマの変更ができます。デフォルトでは黒背景の「Dark」ですが、「Bright」を選ぶと白背景の明るい画面になります。
また、フォントサイズも変更できるので、画面の大きさに応じて調整するといいでしょう。
1つのツイートを長押しすると、ツイートに対するメニューが出ます。「Retweet with comment」というのはいわゆる非公式RTのことです。
長押しでなく、1回タップすると詳細表示となり、画像も大きく表示されます。ここからリプライなどもできます。
リプライやDMの通知はプッシュ通知となっており、即座に通知領域に表示されます。通知されるものの種類は設定から変更可能です。
Android4.1からは、通知領域からそのままリプライすることもできるようになります。これは便利ですね。
ウィジェットも複数サイズで用意されています。
未読数なども表示され、ここからすぐにツイートしたりリツイートすることができます。
Android2.3以下だと、ウィジェットはスクロールではなく、ボタンによるページ送りになります。
さすが老舗のTwitterクライアントだけあって、基本のポイントは抑えてあります。
ただAndroidのTwitterクライアントとして後発のリリースにしては、まだまだ期待に追いついていない印象があります。
機能のほとんどは最近のTwitterアプリでは当然のようにあるものばかりですし、特徴的機能である「異なるデバイス間での未読位置の同期」が、現状だとどうもうまく動いていないようです。
アカウント切り替えの方法や各設定へのアクセス、ツイートボタンの位置など、改善して欲しいポイントはいくつもありますが、まだベータ版ですので、これからに期待したいところです。