電話をかける時に電話機の発する「ピ・ポ・パ」という音がありますよね?その音を利用して画像やURLといったデータを送信するアプリ、それが『トーンコネクト』です。
音でデータを送るってどういうこと?と思われるかもしれませんが、一度やってみれば一目瞭然です。ただデータ送信するだけなのに、なぜか楽しい気分になってきます。
まず、本アプリの使用条件として、送信する側される側の双方が本アプリをインストールしている必要があります。
そして受信側は一度アプリを起動し、「信号を受信します」にチェックを入れます。一度チェックすればあとはバックグラウンドで動くので、別のアプリを起動しても構いません。
送信する側は、例えばギャラリーで画像を開き、メニューから共有→ToneConnectを選びます。
すると送信内容がトーン音に変換され、再生の準備が整います。
受信したい端末のそばに寄って、再生ボタンをタップします。
ピ・ポ・パ…とちょっと懐かしい感じもする音が流れ、受信側の端末は自動的にブラウザが起動し、共有したものが画像ならダウンロードボタンが表示されます。(データが直接受信側の端末に行くのではなく、トーンコネクトのサーバに一時保存され、それをダウンロードするようです。)
画像以外にも、今ブラウザで見ているURLを共有することもできます。
他にも、『twicca』のプラグインから自分のアカウントを伝えたり、PCのブラウザ「Google Chrome」の拡張機能を使えば、PCで見ているサイトをスピーカーを使ってスマホに送ることもできます。
本アプリの仕組みについての詳しい説明は、以前の【イベントレポート】ニッポン放送、「ピ・ポ・パ」のトーン音で情報を送るトーンコネクトを公開生放送で実験
音を聞かせるだけで、複数の端末に同時に送信できるので便利ですね。
実際に使ってみた様子を動画にしましたので、ご覧ください。
・トーンコネクトを使ってみた