突然ですが、この写真の本はいったい何でしょう?
表紙カバーや帯もついてるし、書店で普通に売っているフォトブックに見えますが…
実はこんなに本格的な本が、スマホアプリだけでサクッと作れちゃうんです!
今回ご紹介する『PHOTOPRESSO』は、オリジナルのフォトブックを作ってWebで公開したり、このような1冊の本に出力したり…といったことがスマホ上で手軽にできる、キヤノン公式のアプリです。
さっそく撮りっぱなしでSDカードに眠っている写真たちを、1冊の本にまとめてみましょう!
本アプリでは新しいブックの作成のほか、作ったブックの閲覧・編集や、他ユーザーのブックの鑑賞も可能です。
新しいブックを作成するには、一番上の「+」アイコンをタップしましょう。
続いて「カメラロール」を選択すると、使用する画像をSDカード内から選択できます。
1冊につき最大枚数は200枚まで。
1枚ずつ選ぶのが面倒な時は一括チェックして、不要な写真だけ省くと良いでしょう。
ちなみにjpg画像なら基本的に何でも利用できるので、『Instagram』でフィルター加工した写真を使ったり、『漫画風製作所』の画像で実写コミックスを作ったり…なんて工夫も可能です。
タイトルや表紙のレイアウト、帯や見返しのカラーまで、自分で決めることができます。
用意されたパターンから選んでカスタマイズするだけなので、装丁の知識などが全くなくてもサクッと設定できます。
中のページの編集は更に自由度が高くなっています。
ドラッグで順番を入れ替えたり、画像の配置もパターンから選んで、自由にリサイズできます。
テキストだけのページも作れるので、写真集だけでなくフォトエッセイやポエム集なども作れます。
完成したブックは「マイコレクション」で閲覧できるほか、Facebook・mixi・TwitterなどのSNSでURLを共有し、友人などに見せることができます。
そして冒頭の写真のように、本物の書籍として購入することも可能です。
注文は1冊からでもOKで、「40ページ1,700円+2ページにつき+50円」とかなりお手頃。
そしてクオリティは冒頭の写真の通り、書店に並んでいても違和感のない出来栄えです。
本アプリでは作成だけでなく、他の人のブックを鑑賞したり、書籍として購入することもできます。
気に入った写真があったら、「GOOD SHOT !」ボタンをポチッと押して評価しましょう。
デジカメ・スマホの普及で「写真を現像」という機会は減ったように思いますが、「本」という印刷物にすることで、液晶で見るのとは違った独特の味わいが生まれますよ。
皆さんもこの年末に、1年の思い出を1冊の本にまとめてみませんか?