最近はAndroid端末の性能も上がってきて、これからはアプリやゲームでも端末のグラフィック性能を求められるようなものが出てくることでしょう。
そんな時、自分の持っている端末がどれくらいの性能を持っているのか計ってみたいと思ったことはありませんか?『Mobile GPU Mark』はスマホやタブレットの3D性能を計測するベンチマークソフトです。
ベンチマークの計測方法は簡単です。アプリを起動したら、好きな測定方法を選ぶだけでOKです。「PLAY ALL」ならすべての測定を行うことができるので、よくわからないときはこれを選びましょう。
後述する測定結果のランキングには「Quality:high」の描画クオリティで行う必要があります。
測定方法を選ぶと、あとは自動で測定が始まります。画面下にはスコアが出ますが、あとでまとめて表示されるので、ここは放置でも構いません。
しばらくすると測定が終了し、ベンチマーク結果が表示されます。
ここで、測定した結果を開発側のサーバにアップロードすることもできます。そうすることでデータも集まり、より多くの端末の情報を見ることができるようになります。
ちなみに、私が所有している端末をいくつか測定したところ、以下のような結果になりました。
・HTC EVO 3D ISW12HT…3618
・GALAXY NEXUS SC-04D…1688
・Xperia P LT22i …1637
・AQUOS PHONE SH-12C…測定できず
・Xpera sola MT27i…測定できず
端末の性能によっては、測定途中で止まってしまったり強制終了になってしまうようです。
データをアップロードすると、それぞれの項目においてランキングにおける順位などが表示されます。
そして「TOTAL RANKING」をタップするとブラウザが立ち上がり、すべての端末のランキングを見ることができます。
このランキングは公式サイトに掲載されていますので、アプリからではなくても、そこで他の端末の情報を見ることもできます。
MOBILE GPUMARK Ranking | Silicon Studio Corporation
ここではAndroid端末だけでなく、iPhoneの数値も掲載されていますので、それと自分の端末を比べることもできますよ。
まだ現在は3D描画性能が必要なゲームはそれほど出ていないと思いますが、今後そういったアプリも出てくると思われます。そういったアプリを扱いたい時に、自分の端末がどれほどの性能を持っているのか、知っておきたいですね。
また、他の端末の情報も知ることができるので、端末選びの参考にもなりそうです。