米Instagramは17日、同社の写真共有サービス「Instagram」の新しい利用規約を2013年1月16日より施行と発表した。
新しい利用規約では「ユーザーが投稿された画像を広告に流用する」と受け止められるから、多くのユーザーが抗議&退会するなどと事態に発展している。
これを受けて同社は公式ブログ上で釈明し、近日中に見直しすることを発表した。
新しい利用規約では「ユーザーは、われわれ(関連会社を含むInstagram)がユーザーに対価を支払うことなく、プロモーションや広告コンテンツにユーザーの名前、リンク、いいね!、メタデータ付きの写真を表示するために企業(a business)から使用料を受け取ることに同意する」という条項が追加された。
これを「Instagramがユーザーに無断でストックフォト企業に写真を販売する」と解釈することもでき、ユーザーの間で混乱が広がった。
これについてユーザーの写真を勝手に企業に販売することはないとし、投稿画像の所有権もユーザーにあると説明した。
実際には企業がその企業について「いいね!」しているフォロワーの名前や写真を各ユーザーの画面に表示するために使用料を受け取るというもの。(Facebookでいう◯◯さんが△△にいいね!と言っていますの表示)
新しい利用規約は誤解を招く文言を削除した上で、2013年1月16日に施行される予定。
【関連情報】
・Privacy and Terms of Service Changes on Instagram – Instagram Blog
・Thank you, and we’re listening – Instagram Blog
【参考・引用】
・Instagram、プライバシーポリシーと利用規約改定へ Facebookとのユーザーデータ共有を明記 – ITmedia ニュース
・Instagram、利用規約改定について説明「あなたの写真を売ることはありません」 – ITmedia エンタープライズ