知育アプリのほとんどは1~2歳児、あるいは3~5歳児向けのものに分けられます。
前者は動くものに興味を示し、後者は興味の範囲が広がるお年頃で、どちらも「自分に対して反応を見せる」スマホアプリと相性がいいんですよね。
でもこの『おやこでスマほん 絵本(えほん)を越えた知育アプリ』の対象年齢は8ヶ月~12歳という幅広さ!
あくまでも知育であって学習とは違う、絵本を越えた世界をご紹介します。
起動してまず、本棚の豊かさに驚かれるのでは。
残念ながらほとんどが有料コンテンツなのですが、大きく5種類に分かれた棚のうち、それぞれひとつずつお試し版があります。
「つなげっと」は街に暮らす人々を繋げて遊ぶ、カードゲームのような絵本です。
この広い街に、たくさんの人々。その姿がリアルでもあり、仕込まれた小ネタが愉快でもあり。
例えば、火事の現場と消防隊員を結びつけたり。
その一方で「えっ、こんな繋がりが?!」と驚くことも。このカードの相手、…わかりますよね?
ルールを変えて遊び方を選べるので、こどもに合わせて違う楽しみ方ができます。
童話をやさしく読み上げてくれる絵本は、タップで動く仕掛けがたくさん仕込まれています。
朗読のON/OFFもできるので、お母さんの語りかけてあげることも。
身近なものを楽しく紹介する「はじめてのことば」。
マイクで「いす」などと呼べば反応する仕掛けもついています。
我が家では8歳4歳の兄妹で一緒に触らせてみたところ、「つなげっと」に興味津々。
さすが小学生はルールの把握が早く、妹をフォローしながら楽しんでいました。「つなげ~っと!!」というキメ台詞も印象深く、男子ゴコロを揺さぶったようです。
盛りだくさんだけに、電池の消費も早めです。コンテンツのDLもありますし、電池残量には余裕を持ってお試しくださいね。