Googleは7日、Android向けキーボードアプリ『Google 日本語入力』の最新版(1.9.1362.3)をリリースした。
入力を補助する外部アプリ「マッシュルーム」の呼び出しに対応したほか、QWERTYキーボードにカーソルキーの追加、キーボードサイズの変更、入力補正機能など、大幅に機能が拡張された。
対応機種はAndroid 2.1以上の端末で、Google Playストアより無料でダウンロード、使用できる。
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マッシュルーム対応
字種切り替えキー長押しから、入力を補助する各種外部アプリ「マッシュルーム」の起動が可能になった。
キャリア絵文字・Unicode絵文字変換
キャリア絵文字が変換候補に追加されたことで、絵文字パネルを開くことなく入力が可能になった。
Android4.1以降の端末であれば、Unicode絵文字も変換可能。
キーボードサイズ変更
キーボードの高さを現行の0.7倍~1.3倍まで調整可能になった。
また、画面の幅が広い端末の場合、キーボードの全幅表示以外に右寄せ/左寄せの設定が可能になった。
タブレット端末の場合、アプリが全面に表示され、その上にソフトウェアキーボードが表示される。
変換補助
ミスタイプと思しき場合、自動的に正しいと思われる変換結果を表示するようになった。
また長い文章を変換する際、先頭文節だけの変換候補も表示するようになり、変換対象を選択する手間が少なくなった。
その他、多くの機能が追加・改善されている。
【変更点一覧】
- 配色を変更する機能を追加
- 記号画面とキーボード折り畳みボタンのデザインを変更
- 設定画面の構成を変更
- QWERTY 配列にカーソルの右移動キーと左移動キーを配置
- キーボードの高さを調節
- 画面の幅が一定以上に大きい端末において、キーボードを左右どちらかに寄せて表示する機能を追加
- 入力補正機能を追加
- 自動部分確定機能を追加
- Unicode絵文字を変換候補に追加(Android 4.1以降のみ)
- キャリア絵文字を変換候補に追加
- 自動かな修飾変換の有効/無効を、設定画面で切り替え
- マッシュルームに対応
- バイブレーションの長さと操作音の大きさ設定
- ハードウェアキーボードにおける修飾キーの扱いを改善
- Android 4.2 以降のマルチユーザ機能を有効にしていたときに、管理者以外のユーザでユーザ辞書の編集や学習結果の保存ができなかった問題を修正
【関連情報】
・Android 版 Google 日本語入力をアップデートしました。(1.9.1362.3)|Google Japan Developer Relations Blog