他のアプリ起動中でも、その上に表示できるメモやブラウザといった浮遊系のアプリをこれまでも紹介して来ました。
今回ご紹介する『Tiny Apps lite (floating)』は、そんな浮遊系ツールアプリ5つをひとまとめにしたアプリです。デザインも統一されていますし、これさえあれば浮遊系アプリは十分かもしれません。
各種ツールを呼び出すために、まずは本アプリの本体を起動させる必要があります。せっかくの浮遊系アプリなので、サブランチャーなどにいれていつでも呼び出せるようにすると便利です。
表示されたバーの各ボタンをタップするとそれぞれのツールが起動します。
機能は左から
・メモ
・ボイスレコーダー
・ペイント
・音楽プレイヤー
・電卓
となっています。
表示された各ツールのウィンドウは、タイトル部分をドラッグで移動、右下の三角部分をドラッグで大きさ変更、左上の三角でメニューとなります。
同時に複数のウィンドウを起動することもできます。
それぞれのツールで作成されたものはTiny Appsフォルダに保存、読込することができます。
それぞれ単体で見れば機能は少ないですが、音楽プレイヤーはシャッフル再生もできますし、電卓は括弧やルートを使った計算もできます。必要十分、といったところでしょうか。
それぞれのツールを起動するバーは、ウィジェットとしてホーム画面に置くことができます。
ホーム画面からの起動だと浮遊系の意味があまりありませんが、各種ツールをすぐに呼び出せるランチャーとして使えそうですね。
有料版のTiny Apps (floating)になると、各ウィンドウの透過度を変更したり、最小化して画面端に格納することができるようになります。
浮遊系のアプリとしての価値ももちろんありますが、複数のツールを1つのアプリにまとめることができるという点でも便利なアプリです。