2009年にXBOX360用のゲームとして発売され、その後TVアニメなど様々なメディアで展開された名作『STEINS;GATE』がAndroidアプリとして登場しました。
SERN、ジョン・タイター、幻のレトロPC『IBN5100』、タイムマシン、バタフライ効果、タイムトラベルにおける11の理論― などなど厨二病心をくすぐる単語、現実の秋葉原が舞台、魅力的なシナリオと、名作と呼ばれるのも納得のアドベンチャーゲームです。
物語の主人公は、厨二病から抜け出せない大学生「狂気のマッドサイエンティスト・鳳凰院凶真(本名:岡部倫太郎、通称:オカリン)」
彼とそのサークル「未来ガジェット研究所」が、偶然から過去へと電子メールを送れる発明品、即ちタイムマシンを生み出してしまうことからストーリーが展開されていきます。
主人公はかなりの厨二病です。
主人公自体が厨二病、舞台が現代日本の秋葉原ということもあり、ネット用語や難解な科学用語がたくさん出てきます。そのため若干人を選ぶかもしれません。
ただ、ほとんどの用語については解説がつくので、まったく付いていけないということはないと思います。
本作では携帯電話が重要なキーを握っています。
ストーリーの途中でメールの着信があったり、そのメールに返信するかどうかで物語が分岐していきます。
この携帯電話の操作は「フォーントリガー」と呼ばれ、画面右上の「Phone」ボタンをタップするか、端末を縦向きに持ち直すと起動します。端末の向きを戻せば携帯電話もしまわれます。
本アプリでは第一章部分を無料でプレイすることができます。それ以降の全章をプレイするにはアプリ内から3000円で購入となっています。
3000円というと、アプリとしては高額ですが元々のゲームの値段から考えるとお得ですよね。
私は今まで名前だけは知っていたので、本アプリで初めてプレイしたのですが、勢いで買ってしまいました。だって、なんかすごくいい所で終わってしまったんですもの…。
セリフ回しやテキスト量など、人を選ぶ要素もあるのは確かです。第一章まるごとプレイできるので、自分に合っているかどうかはそれまでに判断できると思います。
ストーリーが面白いことは、多くのメディアミックスで証明されていますからね。今まで未プレイだった人は、この機会にどうでしょうか。