米Googleは現地時間10日、Android版『Google マップ』のアップデートの提供を開始したと発表した。
5月のGoogle I/Oで発表された、地図上に検索窓のみがフローティング表示されるシンプルなデザインが適用となった。
また、これまでGoogleマップ内の機能であった「Latitude」がGoogle+に統合される他、「オフラインマップ」の廃止(代替方法あり)や「マイマップ」機能の一時停止なども行なわれるので、利用者は注意が必要。
今回のアップデートはAndroid4.0.3以上の端末が対象。Playストアでは手動更新できず、順次提供となる。
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旧バージョンで配置されていた各種ボタンは非表示になり、検索ボックスがフローティング表示されるだけのシンプルな画面デザインになった。
これらのデザインは今後提供予定のブラウザ版やiOS版と共通となる。
検索ボックスをタップすることで、周辺の施設情報を参照できるようになった。
渋滞などの交通状況に応じて、目的地までの最適なルートが自動的に表示されるようになった。
地図データをキャッシュしてオフラインでも利用できるようにする「オフラインマップ」機能がメニューから消えたが、代替の手段が用意されている。
保存したい地図を表示した状態で検索窓に「OK Maps」と入力すると、地図を保存できる。
編集部で試用した限り、アメリカの地図上では利用できたが、東京近郊の地図上では利用できなかった。
また「マイマップ」機能も一時的に使用不能になっているが、今後のバージョンアップにより再度利用できるようになるとのこと。
「チェックイン」「Google Latitude」の機能は、8月9日にGoogleマップから削除され、Google+内に同様の機能が提供される。
・モバイルとダブレット向け、 Google マップが新しくなりました。|YouTube
・Google Japan Blog: モバイルとタブレット向け、Google マップが新しくなりました。
・Google I/O 2013開催 ゲームサービス・音楽サービス・アンロック版「GALAXY S4」など
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