通勤・通学時の電車でサクッとニュースをはしごしたり、カフェやレストランでひと休みしつつブログを更新したり、あるいは自宅で寝っ転がりながら検索しまくったり…スマホでインターネットをするときに欠かせないアプリが「Webブラウザ」です。
当然、Androidには様々な特徴を備えたブラウザが多数存在します。今回はそんなブラウザを、「定番系」「実力系」「ユニーク系」の全3回に分けてご紹介していこうと思います。
目的や好みに合わせて、自分にピッタリのブラウザを見つけてくださいね。
Chromeブラウザ-Google 無料 |
まずはGoogle謹製の『Chrome』。OSと同じ開発元ということで、絶対の信頼感があります。
標準でインストールされている「ブラウザ」アプリもOSに最適化されてはいますが、Chromeは「PC版Chromeとの連携が強力」という大きな特徴です。
パソコンでChromeを起動し、スマホで使っているのと同じGoogleアカウントでログインすると、スマホのChromeアプリにパソコンのChromeブラウザで開いたタブを同期することができます。ページURLを転送したり、後から取りに行く必要もありません。
「昨日寝る前に見てたあのサイト、名前なんだっけ?」「今朝書いたブログのタイトル間違えてた!」といった時に、手持ちのスマホでサッと簡単に対応できるようになります。
・ Chrome : シンプル&スピーディ!PC連携とわかりやすいタブ操作が魅力のGoogle製Webブラウザ!無料Androidアプリ
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Firefox 無料 |
『Chrome』の対抗馬筆頭は、パソコン版でも屈指の人気を誇る『Firefox』です。
パソコン版ではIEよりも早くタブを導入し、豊富なアドオン、見やすいブックマークなどを備えた強力なブラウザとして人気を博していますが、Android版でもそれは同様。
アドレスバーを組み込んだ使いやすいタブを持ち、トップ画面に置かれたブックマークはリアルタイムに画像が更新され、Chromeと同じくPC版Firefoxとの同期が行える「Firefox Sync」を搭載。モバイル用のアドオンも各種揃ってます。
中には、ステータスバーを非表示にする「全画面モード」を追加してくれるものや、広告をブロックするもの、メニューの中に「終了」ボタンを追加してくれるものなど、便利なものもあります。
最近ではAndroid/iOSに対抗するモバイル用OS「Firefox OS」も開発中で、その意味でも注目のダークホースです。
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Opera ブラウザ 無料 |
こちらもパソコン版からの長い実績を持っているブラウザです。
独自のレンダリングエンジンによるヌルヌルとした動きや描画スタイルが特徴的でしたが、先日のアップデートで「Blink」というChromeと同じレンダリングエンジンが採用されました。
これでOperaの個性は消えてしまったのかと言うと、そんなことはありません!
Operaにはブラウザとしての動作を補助する様々な機能が組み込まれており、例えば起動画面に表示される「スピードダイヤル」ではiPhoneのように大きなアイコン形式でウェブサイトを登録でき、ワンタップで遷移することが可能です。
その他、ニュースキュレーションサービスとして使える「ディスカバー」はジャンル別に様々な情報を自動で集めてくれるので、このブラウザを入れておくだけで手持ちの端末が新聞と同じような役割を果たせるようにもなります。
「ディスカバー」では、受信した記事の概要を一旦プレビューし、全文読みたい場合は該当のウェブサイトにアクセスします。
また、Operaといえばデータ圧縮が有名かと思います。これは簡単にいうと、[ウェブサーバ ⇔ ユーザーの端末]という双方間でのインターネット通信の間にOperaのサーバを割りこませ、[ウェブサーバ ⇒ Operaのサーバ ⇒ ユーザーの端末]という構成にすることで、受信するウェブページなどの情報をOperaのサーバ上で圧縮し、通信容量を減らしてくれるものです。
速度の遅いMVNO環境下やLTEの圏外で繋ぐ時、キャリアの通信量制限に引っかかりそうな時、あるいは高速移動中で通信が不安定な時などに大変重宝するものです。
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今回はパソコンユーザーにも広く知られている大手を紹介しましたが、次回以降Androidの発展と共に育ってきた「実力系」アプリを紹介しようと思います。
直感操作に適応するためにどんな手法が用いられているか?お楽しみに。