【Androidニュースのまとめ】 2013年7月20日 ~ 2013年7月26日

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米Googleは最新バージョンのAndroid 4.3、新型「Nexus 7」、HDMI機器「Chromecast」、ゲームプラットフォームアプリ「Google Play ゲーム」を発表した。また、NTTドコモ(以下、ドコモ)は「らくらくスマートフォン」シリーズの最新モデル「らくらくスマートフォン プレミアム」を発表した。さらに、今秋より東名阪の一部エリアで「Xi」の下り最大150Mbpsのサービスが開始されることも明らかにされている。

Google

(1) 最新OS、Android 4.3(Jelly Bean)

Googleは米国時間24日に複数の発表を行った。その一つがAndroid 4.3(開発コード「Jelly Bean」)だ。最新バージョンのAndroid 4.3では、いくつかの機能追加や改善がある。特に大きな内容をここでは紹介していきたい。

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Bluetooth SMARTのサポートで、利用できるBluetooth機器が増える

まずはBluetooth SMARTのサポートだ。これにより、「Fitbit」シリーズなどの活動量計をはじめとする各種Bluetooth機器を利用できるようになる。現状では、Fitbitシリーズなどを利用できるAndroid端末は「GALAXY」シリーズなどに限られるが、今後は広く拡大することになるはずだ。

また、マルチユーザー機能が大きく向上し、制限付きプロファイルの作成が可能になる。これにより、例えば家族で同じ端末を利用する際などに、子供のプロファイルでは使えるアプリを制限することなどが簡単にできるようになる。

他には、OpenGL ES3.0のサポートも大きい。より豪華なグラフィックのゲームを遊べるようになるはずだ。さらに、ダイヤルパッドでのオートコンプリート、Wi-Fiベースの位置情報をWi-Fiをオフにしていても掴めるようになるなど、いくつかの機能改善がある。

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OpenGL ES3.0のサポートによってよりリッチなグラフィックを楽しめるように

Android 4.3は新型Nexus 7にプリインストールされるほか、初代Nexus 7、Nexus 4、Nexus 10、GALAXY Nexus、Google Play版のGALAXY S4、HTC Oneへアップデートが順次供される予定。

(2) 新型Nexus 7

新型のNexus 7は初代Nexus 7から多くの点でスペックが向上している。価格も含めて競合タブレットと比較して、魅力十分だ。ラインナップは内蔵ストレージ容量違い、LTE対応モデルで計3つ。Wi-Fiモデルの16GBモデルが229ドル、32GBモデルが269ドル、LTE対応モデル(32GB)が349ドルで、発売日は7月30日。日本も含めて米国外では今後数週間程度で順次リリースされていく予定。

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Nexus 7(2013年モデル)

基本仕様は次の通り。OSはAndroid 4.3、プロセッサはQualcomm Snapdragpn S4 Pro 1.5GHz、ディスプレイは約7.02インチで1920×1200ドット、内蔵メモリは2GB RAM、カメラは有効画素数約500万画素のものを背面に、前面に約120万画素のものを搭載、バッテリー容量は3,950mAh、サイズは約114×200×8.65mm、重さは約290g(LTEモデルは約299g)といったところだ。

Google Nexus 7: Fear Less|YouTube

(3) Chromecast

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Chromecast

Chromecastは、28日に販売開始となるHDMI機器。価格は35ドルだ。スマートフォン、タブレット、PCなどの端末とHDMI入力をサポートしたテレビ、モニターディスプレイなどと連携する機器となる。例えば、スマートフォンでYouTubeを視聴中、Chromecastを介してテレビで続きを見ることができる。同様にNetflix、Google Play Moviesの動画などをテレビで手軽に視聴できる。その際、スマートフォン、タブレットなどをリモコン代わりに使うことができる。さらに、PCのブラウザ「Chrome」との連携も可能で、PC側からChromecastへ繋ぐことができる。

Chromecast: For Bigger Fun|YouTube

(4) Google Play ゲーム

iOS端末向けの「Game Center」のようなプラットフォームがGoogleのAndroidにも登場した。それが「Google Play ゲーム」だ。既にGoogle Playストアで配信中なので、「Google Play ゲーム」アプリをダウンロードしてみよう。このアプリを使えば、対応するAndroidアプリにおいて、実績やスコアの管理、マルチプレイ対応ゲームにおけるマッチングなどを利用することができる。マッチングや他のユーザーとのコミュニケーションには「Google+」を利用できるので、Google及びAndroidユーザーにとっては手軽に使えるはずだ。

ゲームユーザーであれば入れておけば便利だろう。

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Google Play ゲームの画面例

ドコモ

(1) らくらくスマートフォン プレミアム F-09E

ドコモは23日、「らくらくスマートフォン プレミアム F-09E」(富士通製)を発表した。このF-09Eは、旧モデルの特徴を引継ぎつつもスペックの向上と「dマーケット」「Google Play」のサポートによる、アプリを自由にインストール可能な点が大きな特徴となる。

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らくらくスマートフォン プレミアム F-09E

OSはAndroid 4.2、プロセッサは1.7GHzクアッドコア、メモリは2GBとなり、ハイパフォーマンスモデルとなった。ディスプレイは約4.3インチで解像度540×960ドット。下り最大100MbpsのXi対応で、Wi-FiもIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠、Bluetoothもver4.0に対応する。もちろん防水・防塵、ワンセグ、おサイフケータイ、赤外線通信にも対応する。

(2) 下り最大150MbpsのXiを10月に提供開始

ドコモは下り最大150MbpsのXiを東名阪の一部エリアから10月に提供開始する。また、このサービスの提供に向けて神奈川県の一部エリアで試験運用を7月30日から開始する。この下り最大150MbpsのサービスはLTEの「Category 4」を使ったもので、利用周波数帯は1.7GHzで、今秋以降のモデルの一部から対応が始まる予定。

(3) 11acを使った高速の公衆無線LANサービスのトライアルを開始

ドコモはIEEE802.11acを利用した公衆無線LANサービスのトライアルを8月下旬より東京メトロ表参道駅の駅チカ商業施設「Echika表参道」において開始する。期間は2014年3月末までだ。

トライアルでは、スマートフォンやタブレットでは最大433Mbps、PC等では最大1.3Gbpsでの通信が可能となるため、従来のサービスと比較して、実際に利用する際の通信速度が大幅に向上する可能性がある。「docomo Wi-Fi」のユーザーもしくは、東京メトロの駅構内情報配信サービス「MANTA」の専用アプリをインストールしている方がトライアルを利用できる。

対応スマートフォンは下記の通りだ(7月25日時点)。

・GALAXY S4 SC-04E
・AQUOS PHONE ZETA SH-06E
・ARROWS NX F-06E
・AQUOS PHONE si SH-07E
・MEDIAS X N-06E
・Disney Mobile on docomo F-07E(2013年7月31日(水曜)発売予定)
・らくらくスマートフォン2(2013年8月中旬発売予定)
・らくらくスマートフォン プレミアム(2013年9月下旬~10月上旬発売予定)
・AQUOS PAD SH-08E(2013年8月2日(金曜)発売予定)

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利用可能ポイント

あとがき

Googleが新型Nexus 7を発表しました。この新型も人気が出そうですね。スペックでは競合品と比較して見劣りありませんし、相変わらず価格は安い方です。また、Chromecastは動画サービスを利用する機会の多い方にはとても良い商品になりそうです。こちらも35ドルという価格設定がまた魅力です。

GAPSISがお伝えしました。次回もお楽しみに!






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