Appleからまもなく発表される新型のiPhoneをNTTドコモが発売すると、日本経済新聞やNHKをはじめとする報道各社が一斉に報じた。
この報道に対しNTTドコモは、「現時点において、開示すべき決定した事実はない」と報道を否定するコメントを出している。
ドコモは報道を否定
Appleは今月10日(日本時間11日未明)、iPhone 5の後継機種となる新型iPhoneを発表する予定。その新型モデルをソフトバンクモバイル・KDDIに続いて、NTTドコモでも取り扱いを開始し、早ければ今月20日にも発売すると報道された。
「NHKニュース」より
これに対しNTTドコモは、「現時点において、開示すべき決定した事実はない」と報道を否定するコメントを発表している。
国内でiPhoneが発売されて以降、NTTドコモはMNPにより他社への顧客流出が続いた。2013年夏にはXperia AとGALAXY S4の2機種を「ツートップ戦略」として大々的に販売する戦略を取り、今冬は「スリートップ」として3メーカーを推す戦略を取るとみられていた。
ドコモでもiPhoneが発売されれば、国内のスマートフォン端末メーカーの立場は一層厳しい立場になると考えられる。
また、先行して発売しているソフトバンクモバイルやKDDIも販売戦略に影響を与えるものとみられ、他社からの乗り換え優遇など料金施策がさらに激化するだろう。
関連情報
・ドコモ、iPhone販売へ 今秋にも新モデル :日本経済新聞
・ドコモがiPhone販売へ NHKニュース
・ドコモからのお知らせ : 本日の一部報道について | お知らせ | NTTドコモ