今回紹介する『SketchBook Mobile Express』は以前紹介した「Infinite Design」に勝るとも劣らない高機能なドローイングアプリです。
「Infinite Design」がパスなどを使って正確な線引きを得意とするのに対し、本アプリは極めて感覚的なスケッチが可能です。レイヤー機能やカラーピッカーはもちろん、合成圧力感度で紙に描いたような線も再現可能ですよ!
アプリを起動すると簡単なチュートリアル後、真っ白なキャンバスが表示されます。中央下部の◯をタップすると各ツールが表示されるので、とりあえず色々触ってみましょう。
ペンツールやブラシツールを選択した状態で真ん中のリングを上下左右にスワイプすると、透明度・線の太さが変更できます。この操作は消しゴムツールでも可能です。
ペンの色は自由に選択でき、カラーサークルと単色パレットが用意してあります。この時点でスマホアプリとは思えない高機能っぷりですね!
イラストツールには欠かせないカラーピッカーやレイヤー機能もモチロン搭載しています。ちなみに、レイヤーは無料版だと3枚までですが、有料版では12枚まで作る事が可能です。本格的ですね。
キャンバスには端末内の写真や画像も取り込めます。レイヤーの透明度も変更可能なので、思いのままにイラストを描く事ができますよ!
画面を二本指でピンチイン・ピンチアウトすると拡大・縮小が可能です。そのままドラッグするとキャンバスごと移動もできます。細かい部分や描きにくい部分はこれを使いましょう。
端末の「戻るボタン」を押すとメニューが表示され、作業を保存する事ができます。保存しない場合は「終了」をタップしてください。
描いたイラストを画像で保存する場合は端末のメニューがボタンを押し、「新規」をタップしてください。するとメニューが表示されるので「書き出し」をタップしましょう。これで画像として保存されます。
また、「環境設定」からは各ツールの設定が行えます。「ホールドしてカラーピック」などもあるので、目を通しておくと良いかもしれません。
と、ここまでで本アプリの基本的な使い方は終わりです。しかし、一つ気になる事が。…指でイラストを描くのってなかなか骨が折れますよね。そこでオススメなのがタッチペンです!これなら、紙と鉛筆と変わらない感覚で描く事ができます!
タッチペンは量販店などでも販売しているので、興味のある方は試してみてはいかがでしょう?
更にオススメなのが、本アプリのタブレット版「SketchBook Express for Tablets」です!UIも若干異なり、ペンの種類も増えています。何より広い画面で描きやすいので、より自由にイラストを描くことができます。
「Infinite Design」のようにパスツールなどはありませんが、『SketchBook Mobile Express』その分より手描きに近い感覚と線でイラストが描けます。ちょっとしたアイデアのメモ代わりに使っても良いですし、気合を入れて本格的なイラストを描いてみても良いと思います。スマホの手描きイラストアプリで一番のオススメですよ!