【ニュース】Google、ブラウザからAndroidアプリ内コンテンツの検索が可能になる「App Indexing」を発表
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米Googleは10月31日(現地時間)、Androidアプリ内のコンテンツを検索できる「App Indexing」を発表した。
現在のウェブ検索はブラウザとアプリとで分離されているが、App Indexingが導入されると、ブラウザにアプリ内コンテンツの検索結果が表示され、ワンタッチでアプリを起動することができるようになる。
現在のウェブ検索は横断的に検索することができず、例えばブラウザからAndroidアプリ(またはその逆)に表示が切り替わる際は、リダイレクトされたり、ポッポアップダイアログが表示されたり、スワイプやタップなどの操作が必要となる。
しかし、アプリ内のコンテンツが検索できるようになると、ユーザーはブラウザとアプリとの間をシームレスに利用できるようになる。
例えば「山が見える」という物件をブラウザで検索すると、App Indexingに対応した不動産物件アプリ内から物件が自動的に検索され、ブラウザ上に検索結果を表示してくれる。
ユーザーはその検索結果をタップすると、アプリが起動して詳細な情報を見ることができる。ただし、ユーザーはそのアプリを事前にインストールしている必要がある。
App Indexingは、ウェブサイトをGooglebotが巡回してクロール・インデックス(新しいページや更新されたページを検出)する方法を使ってAndroidアプリもインデックスする。アプリ開発者はどのコンテンツをインデックスさせるか決めることができる。
現在開発者グループでのテストをしており、今後数週間のうちにアメリカ国内のAndroidユーザーのGoogle検索結果に反映される予定。
・Indexing apps just like websites|Official Google Webmaster Central Blog(英文)
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