【新端末】ウィルコム、Bluetooth連携でスマートフォンの子機にもなるPHS端末2機種を発表

ウィルコムは11月5日、ストレート型のPHS「LIBERIO 2 WX11K」と折りたたみ型のPHS「WX12K」を11月14日に発売すると発表した。
両機種はBluetoothと連携することによりスマートフォンへの着信を受けたり、スマートフォンの番号で発信できる通話機能を搭載。また、WX12Kはウィルコムの「だれとでも定額パス」サービスを使った通話や、PHS回線によるテザリング機能も可能。

Bluetoothでスマートフォンと連携

Bluetoothを使ってPHSとスマートフォンを連携することによって、スマートフォンの子機として利用が可能になる。スマートフォンへの着信をPHSで受けたり、PHSを使ってスマートフォンの番号で発信することができる。
 
スマートフォンへの新着メール通知(Eメール/SMS/Gmail)をPHSにも通知することができる。ただし、EメールとSMSに対応しているのはソフトバンクとウィルコムの京セラ製Androidスマートフォンのみで、その他のAndroidスマートフォン(2.3/4.0/4.1/4.2)ではGmailのみ対応している。
 
また、スマートフォン以外でも、Bluetooth対応の電話機やヘッドセット/ハンズフリー機器と連携して使用することもできる。
 

「だれとでも定額パス」やPHS回線でのテザリングも可能

利用しているAndroidスマートフォンにGoogle Playから「だれとでも定額パス アプリ」をインストールすることにより、スマートフォンからウィルコム回線を使った通話が可能となるほか、スマートフォンやタブレットとBluetoothで接続することにより、PHSデータ通信によるテザリング機能も利用できる。
これらの機能はWX12Kで利用できる。

主なスペック

「LIBERIO 2 WX11K」は2.0インチQVGA液晶や31万画素カメラを搭載するストレート端末。サイズは 42 × 126.5 × 11.8mmで、バッテリー装着時の質量は78gとなっている。連続待受時間は約790時間。
 

「WX12K」は3.0インチワイドQVGA液晶や500万画素カメラを搭載する折りたたみ端末。サイズは 50 × 110 × 16.4mmで、バッテリー装着時の質量は113gとなっている。連続待受時間は約720時間。
ディスプレイ全体を振動させることにより音声を伝える「スマートソニックレシーバー」や、相手の声の速度や高音域の声を補正する「ゆっくり通話」「はっきり通話」機能も搭載する。
 
両機種に共通して、防水(IPX5/IPX7相当)・防塵(IP5X相当)・耐衝撃(MIL規格相当)性能、Bluetooth 2.1+EDR、赤外線通信、USB充電、USBマスストレージ機能、モデム機能、管理者ロック機能などに対応する。

関連情報

「LIBERIO 2 WX11K」の発売について ~洗練されたストレートモデル発売~ | ウィルコム
「WX12K」の発売について ~ディテールにこだわった多機能折りたたみケータイを発売~ | ウィルコム