日本人なら誰もが知っている「ドラゴンボール」のストーリーをRPGにしたスマホゲーム『ドラゴンボール RPG~少年編~』が登場しました。
「少年編」の名前が示す通り、主人公である悟空の少年時代のストーリーを再現したRPGとなっています。
この少年時代のドラゴンボールって、ホント冒険活劇で、私もかなり好きな部分です。懐かしさもあってストーリーを進めるのがとてもワクワクしてしまいます。
ストーリーは最初のブルマとの出会いからピッコロ大魔王編までの、悟空少年期が収録されています。
全部で4つの章に分かれており、どこからスタートすることもできます。とは言ってもいきなり4章に進んでも敵が強くて大変ですけどね。
ドラゴンボールの様々なシーンがしっかり再現されています。あぁ、こんなのあったなーと懐かしい…。
途中、微妙に省略されているシーンなどもあって、かなり駆け足な印象もありますが、そこはドラゴンボールファンなら脳内補完も楽勝です。
各キャラのイラストが現代風のものになっていて古参のファンは戸惑うかもしれませんが、そこはまぁ、慣れましょう…。
RPGですから、当然戦闘があります。本作ではブルマも普通に戦闘要員として戦っちゃいます。フラッシュ弾で目潰し攻撃をしてくれるので、意外と役立つんですよ。
フィールドでもそうですが、ドット絵で描かれたキャラがちょこちょこ動くのがいいですね。さらに攻撃した時には原作の書き文字と同じように「ガッ!」「ドゴッ!」と表示されるのがまた嬉しいです。
フィールドマップ上ではキャラと会話することができます。途中から始めた時など、目的地がわからなくなっても安心です。
マップ上の岩はパンチで壊すことができ、時々アイテムを入手することもできます。
その他、アイテムを集めてブルマが新しい発明品を作り出すこともできます。このアイテムを見ただけで、あぁあそこで使ったなーと思い出せる人も多いのではないでしょうか。
アニメ「ドラゴンボールZ」での長ーい間に慣れた身からすると、ストーリーの展開がかなりのハイスピードであることにはちょっと違和感がありますね。ですが戦闘シーンのドット絵や効果音の書き文字を見ると、わかってるな感があって嬉しいです。
価格は400円となっていますが、コミックス1冊分と考えると、お手頃価格ですよね。