NTTドコモと博報堂DYメディアパートナーズが妊婦さんのためのAndroidアプリを共同で開発しました。
『妊婦手帳』は、毎日の体重や体調が管理でき、さらに妊婦生活で生じる疑問や不安を解消できるような情報が満載のアプリです。
かかりつけ病院との連携サービスにより、病院から生活アドバイスなどの情報ももらうことができます。
はじめに、アプリを利用するための基本情報を登録します。
最初に出産予定日を入力します。今回は架空の予定日を登録しました。
続いて病院サービスについての登録です。この機能は登録しなくてもアプリを使用することが可能です。
この機能に登録すると、通っている病院から妊娠中の生活アドバイスや休診情報・イベント情報などのお知らせが届きます。
本記事執筆時点で対応している病院は東京都内の4病院だけですが、今後3年で500の医療機関と連携を目指していくそうです。
続いてデータバックアップサービスの登録です。入力した体調データなどをバックアップしてくれます。病院サービスを利用する場合は必ず登録する必要があります。
以上で登録は完了です。
体調や気分など、毎日の体調を記録します。
気分のアイコンや症状をタップさせることによって体調を入力します。体重はメモリを左右に動かすと設定できます。
また、検診時に聞きたい質問や気になることなどを入力しておけます。
「Today’s Baby」では胎児の成長が分かるコラムを毎日配信します。
「妊娠中に上の子から風疹が移った」などといった質問(Q&A)を毎週配信します。過去20年間に妊婦から寄せられた質問を、産科医や専門家が監修し、特に多い質問を配信しています。
「おすすめレシピ」では、妊婦に必要な栄養分を考慮し、管理栄養士が監修した料理レシピを配信しています。
妊娠週数や季節に合わせたレシピが配信され、材料・作り方はもちろん、栄養成分値も表示されます。
「Today’s Baby」「Q&A」「おすすめレシピ」の3コンテンツについては、最新の記事は無料で閲覧することができますが、過去の記事やカテゴリーから検索して閲覧する場合はプレミアムサービス(月額200円)への入会が必要です。
プレミアムサービスへ入会すると、体重データのグラフ表示や検診日カレンダーも合わせて利用することができます。
妊娠生活をもっと楽しく、快適にしてくれるグッズやサービスなどを妊娠月数に合わせて配信してくれる「お役立ち情報」は、過去の配信された情報もさかのぼって閲覧できます。
食品添加物や便秘対策などといった情報を毎月1〜2本配信されます。
このように、産科医と専門家が監修した多彩なコンテンツにより、不安や疑問の多いマタニティライフをしっかりサポートできるアプリとなっています。
アプリ公開前に約3ヶ月のモニター調査を実施したところ、6割以上の妊婦が「不安が軽減した」「病院に対する満足度が上がった」「妊婦・出産に関する知識が深まった」などといった回答をしたそうです。
なお、本アプリはNTTドコモが博報堂DYメディアパートナーズと共同で開発したアプリですが、auやソフトバンクなどドコモ以外の利用者でもアプリを利用することができます。
このアプリについての紹介動画はこちらです。
・妊婦手帳 紹介映像|YouTube