バイドゥ株式会社は12月26日、Android向け日本語入力アプリ「Simeji」の新バージョン(6.6.2)をリリースしました。
クラウド入力機能をオフにしていても一部のログデータがバイドゥのサーバーに送信されていたバグを修正するアップデートです。
新バージョンにアップデートするとクラウド入力機能は初期設定でオフとなっています。
これは昨日の報道の通り、日本語入力ソフト「Baidu IME」「Simeji」においてユーザーが入力したログ情報を無断でサーバーに送信しているという報道を受け、バイドゥが調査した結果発見されたバグです。
Android向け「Simeji」で、クラウド入力機能をオフの場合でも一部のログデータがバイドゥのサーバーに送信されていました。
Simejiの修正版(Ver.6.6.2)を先ほどリリースしました。下記よりアップデートできます。
https://t.co/gJGxH3Riwy
— Simeji(公式)ユーザーサポート (@Simeji_jp) 2013, 12月 26
バイドゥによると「バージョンアップ時に発生した実装バグ」で、今年3月にリリースされたバージョン5.6から起きているとのことです。バイドゥは12月26日、このバグを修正する最新バージョン(Ver.6.6.2)をリリースしました。
アップデート後はクラウド入力機能が初期設定でオフになっているため、引き続きクラウド機能を利用するには再度設定が必要になります。
バイドゥは「クラウド変換がオンの場合であっても送信される入力情報に個人が特定できる情報や、信用情報は一切含まれておりません。ご安心ください」と説明しています。
・Simejiの修正版(Ver.6.6.2)を先ほどリリースしました(Simeji(公式)ユーザーサポートTwitterアカウント)
・【ニュース】日本語入力ソフト「Baidu IME」「Simeji」の入力内容無断送信報道について、バイドゥが見解を発表