必ず勝つ、勝ってこの世界を終わらせる!
2022年、世界初のVR(ヴァーチャル・リアリティ/仮想現実)MMORPGとして登場予定の「SAO」ことソードアート・オンラインが2013年末にスマホ版のβテストを開始しました。
残念ながら9年ほど早いためVR機能はついていませんが、ヘッドマウントディスプレイなどは不要で楽しむことができます。ログアウトできなくても安心!
初回起動時にはまずギルド名を決めます。
続いて主人公を選択します。キリトでもアスナでもokですが、選択時にキャラクターボイスが再生されます。
この時わかったのですが、本アプリのサウンドは「メディアボリューム」を使っているらしくサイレントモードやマナーモードでも音が出ます。
「メディアボリューム」は音楽再生時などに使用されるボリュームです。ミュートにしたい場合こちらの音量を下げる必要がありますのでご注意ください。これはGoogle Playにも明記されています。
続いて、雰囲気を合わせるための専用ロック画面のインストールが促されます。必要な場合はダウンロードしておきましょう。
こちらがホーム画面になります。
どうやらSAOに登場する”浮遊城アインクラッド”が舞台となるようで、左上のアイコンをタップすると現在のフロア数が確認できます。
パーティは揃っており、タップするとそれぞれの立ち絵などが鑑賞できます。ちなみにタップするごとに音が鳴ります。
背面も見れる力の入れよう。
またメンバーページはそれぞれ異なる機能が割り当てられており、キリト(アスナ)はダイヤラーと設定(デザイン、着信音)が開けます。
LVアイコンをタップすると名前とレベルが確認できます。
デフォルトでクライン(本アプリでは”Klein”ではなく”Kurain”)にはメッセージアプリが、ケイタのページには時計アプリが、ディアベルのページにはバッテリーステータスと本体設定が開けるボタンが置かれています。
これらのボタンは長押しすることで起動させるアプリを変更できます(アイコンは変わりません)ので自分の使うものと置き換えることもできます。例えば、メッセージアプリをハングアウトに変更する、とかね。
バッテリーステータスは独自UIを持っているため必見です。
ユイちゃんはタップするとドロワーが開きます。
ただし(β版ということもあり、あくまでも”現時点”での話ですが)ドロワーからアプリアイコンやウィジェットを長押ししてもホーム画面に追加することはできませんでした。
ホーム画面にアイテムを追加するには、ホーム画面の何もない部分を長押ししてください。
ドック(本アプリでは”First Launcher”と呼ぶ)は格納可能で、こちらもアイコンを長押しすることで起動させるアプリを変更できます(アイコン画像自体は変わりません)。
ホーム画面右下の家のマークのアイコンをタップするとGuildHouseページが開けます。運営からのお知らせなどが確認できるため、一度見ておくことをおすすめします。
また下のほうからキャラクターボイスやフロア背景のギャラリーを閲覧することもできます。恐らく、上層にたどり着くと1枚開放されるんじゃないでしょうか。
本家アインクラッドと同様の100階建てですので長〜く遊べると思います。
「ベータテスターの皆様へ」をタップすると、運営のウェブサイトが開きます。
現在稼働中のβ版をクリアすると特典がもらえるみたいですね。また本アプリに関する概要やFAQと一緒に操作についても色々と解説してくれています。
画像右側、推奨環境の欄を眺めていたところ気になる一文を発見。本アプリのAndroid要件は2.3.3(Google Playより)からですが、こちらの説明によると推奨される動作環境は4.1(JellyBean)からとなっており、更に「インストールには4.0(ICS)以上が必要になります」とも書かれています。
実際、オクトバのXperia Z(Android 4.2.2 / 1.5GHzクアッドコアCPU / 2GB RAM)でもかなり動作が重く、ガックガクでした。このへんはまだちょっと改良の余地があるのかもしれません。
この更に下にはトラブル発生時の改善策がいくつか提案されており、本アプリが起動できない場合のチェック項目や、操作中にフリーズしてしまった際の再起動方法などが解説されています。
SAOfone Betaのロック画面を使うにはアクティベートが必要です。
画面の指示に従って設定してください。
ロック画面はデバイス管理者権限を使うこともできます。
※本アプリだけに関わらず、デバイス管理者権限を有効化したアプリは、再びこの権現を無効化するまでアンインストールできなくなりますのでご注意ください。「設定」 > 「セキュリティ」 > 「端末管理機能」より制御できます。
※この画面の出し方がわからない場合、ドロワーまたはホーム画面に「ショートカット」を設置する画面から「Lockscreen Policy」を選んでください。
こちらがロック画面です。ちなみに画像ではなくアニメーションです。アインクラッドがふよふよしてます。
SAOfone Beta用のダイヤラーも公開されています。
主人公画像に連動しており、SAOfone Betaでキリトを使っていればキリトが、アスナならアスナが表示されます。
またダイヤルボタンをタッチした際、番号を喋ります。
ホーム画面の主人公のページより、ダイヤラーのデザインと着信音を変更できます。ここで「Sound ON」をタップしてOFFにすると音が出なくなる模様です。
最後にざっと動かしてみた様子を掲載しておきます。
・【OCTOBA】AndroidApp『ソードアート・オンラインfone βバージョン』 |YouTube
以前紹介した『SAO Launcher(現在は『Sword Art Online Launcher』に改名)』も一緒に動かしてみました。音は入っていません(ごめんね!)。
Nexus 5でScreenrecordしています。Nexus 7だと検索しても出てこないため対応していない(=スマホ専用アプリ)かもしれません。横画面に対応していない旨が明記されているため横画面で使うことの多いタブレットには向かないかもしれませんね。
またアプリの概要についてはこちらからも確認でき、それによるとロック画面が時間によって変化したり、パーティメンバーを変更したり、アスナボイスorキリトボイスのアラームもついているようです。
まだ開発途中のため(OS要件をクリアしていたとしても)全ての端末で完全な動作が保証されているものではありませんが、既に結構な完成度を持っているため、今後の改良に期待しつつじっくり使わせてもらうのが良いかと思います。