日常のちょっとした事をつぶやくのが人気のTwitter。ブログよりも手軽に書け、人との繋がりが強いのも大きな魅力です。
特に日本では大人気で、某アニメの某セリフを同時に投稿し、瞬間ツイート数世界一を記録したのは記憶に新しいですね。
ところで、日々Twitterを使用している中で、急にTLが更新できなくなったり、投稿ができなくなる事はありませんか?ネットと非接続なわけでもなく、端末がおかしいわけでもない。そんな時は「API制限」に引っかかっている可能性が高いです!今回は、その「API制限」について紹介しようと思います!
そもそもAPI制限とは何の事でしょう?まず「API」とは【Application Programming Interface 】の略です。「あるソフトウェアの機能や管理するデータなどを、外部の他のプログラムから呼び出して利用するための手順やデータ形式などを定めた規約のこと。」…らしいです。
Twitterの場合は、まず、本家のTwitterがあります。アプリ開発者は、独自機能を持ったTwitterアプリを開発しようとしますが、一から開発すると死ぬほど手間がかかるので、本家のTwitterと共通する機能は簡単に呼び出して使用できる。という感じです。
「API制限」なので、これに制限がかかるわけです。Twitter側が提供しているにも関わらず、何故か?要は、「本家に迷惑がかからない程度ならいいけど、一線超えたら容赦しないよ?」という事です。
多くの人が無制限にツイートすると、当然、Twitter側に負荷がかかります。これを軽減する為の処置ですね。
では、実際に何をすると制限に引っかかるのか?ここが重要なところです!代表的なものを以下にまとめてみたので、ご覧ください。
ツイート | DM | お気に入り | リスト作成 | リスト登録 | フォロー |
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1,000件/1日 | 250件/1日 | 1,000件/1日 | 1アカウント20個 | 1リスト500人 | 1,000件/1日 |
※アカウントに対する規制
この辺りは比較的気にしなくても大丈夫かもしれませんが、次の表は割りと重要です。
ホームTL取得 | メンションTL取得 | フォロワー 一覧取得 | DM 送信一覧取得 | DM 受信一覧取得 | お気に入り一覧取得 |
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15回/15分 |
※トークンに対する規制
ミスじゃありませんよ?これらは全て15回/15分です!つまり、TLを1分に1回以上の更新を続けると制限がかかります。よく使う機能なだけに、意外と簡単に規制対象になるので恐ろしいです((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
ちなみに、この他にも膨大な規制対象があります。ここに挙げたのはほんの一部です。
では、実際に規制がかかるとどうなるのか?答えは簡単。何もできなくなります。TLの更新も、ツイートを投稿する事もできません。
ただし、この制限はしばらくすると解除される(数分)ので、今後一切使用できなくなる、というわけではありません。この制限間もTwitterを使用する為に、複数のアカウントを使いこなす方もいるようです。
ではでは、API制限を回避する方法は無いの!?という、Twitterにドハマりしている方。もちろんありますよ!それは、Twitter公式アプリを使用する事です!公式アプリにも制限はありますが、他のものよりかなり緩めです。API制限自体が、公式アプリやウェブ版を使ってもらう、という側面もあるようですね。
なので、余程でない限り公式アプリを使用しての制限は、無いと言っていいでしょう。クライアントにこだわりが無ければ、公式を使うのが無難かもしれません。
また、先述の表でトークンに対する規制に当てはまる場合は、クライアントアプリを変更すればOKです。
ちょっと長くなってきたので、今回はこの辺で。TwitterのAPI制限についてですが、普通の人が普通に使用してる分には、まず出くわす事はないと思います。ただ、TL更新回数は割りと簡単に上限を超えるので注意してくださいね!