【CES】単一デバイスでWindowsとAndroidの両OSをサポートする技術を、IntelとAMDがそれぞれ発表
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米ラスベガスで開催している家電見本市CESにおいて、WindowsとAndroidの2つのOSをサポートする製品を開発していると、アメリカの半導体メーカーIntelとAMDがそれぞれ発表しました。
両社の実装方法は異なっており、Intelは2つのOSをワンタッチで切り替え、AMDはWindows上でエミュレーターによりAndroidを動かすという手法を採っています。
ASUS「Transformer Book Duet TD300」
Intelは単一端末上でWindowsとAndroidの2つのOSを搭載を端末をサポートし、スイッチ1つで切り替えでき両OSをシームレスに使用できるとのことです。
Intelの発表に先立ち、ASUSより発表された「Transformer Book Duet TD300」がこの技術を利用しているものと思われます。
TD300はディスプレイとキーボード部分を着脱できる形状となっており、専用のボタンかディスプレイのソフトキーを押すことにより、2つのOSを4秒で切り替えられるとしています。
一方のAMDは、OSを切り替えるのではなく、BlueStacks社のエミュレーターを使用することで「Windows上でAndroidを実行させる」という手法を採っています。
第4世代APU「Kaveri」を搭載したWindows PC上で実行されるBlueStacksの新バージョンでは、Androidのユーザーインターフェースを用いて設定などをすることができたり、フルスクリーン解像度でAndroidアプリの実行が可能になります。
AMDとBlueStacksによるイメージ画像
AMDのAPUはAndroidスマートフォンと比べて処理能力が大きく上回るよう設計されているため、ユーザーがストレスを感じることもありません。
また、BlueStacksの最新バージョンでは、WindowsとAndroidアプリを同期をクラウドサービス「FoneLink」を使用して行います。複数のOSとアプリケーションが同じコンピュータ上で同時に実行できるよう、BlueStacksがAMDの仮想化ハードウェアをサポートします。
・BlueStacks is bringing the full Android experience to your AMD powered PC!|YouTube(AMDが2013年12月5日に公開)
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・ASUS Celebrates In Search of Incredible Brand Spirit at CES 2014|ASUS Press Room(英文)
・AMD and BlueStacks Collaboration Brings Full Android OS Experience to Windows PCs(英文)
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