FINAL FANTASY VI : ああ、またティナに会える…至高の2Dドットを楽しめる名作がスマホに登場ッ!

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ウソみたいだろ。元はスーファミのソフトなんだぜ、これ…。
8bit / 16bitゲームの代名詞でもある「ドット絵」。制限された解像度と色数の中で表情豊かに動くキャラと、隅々まで書き込まれた背景、そして禍々しいモンスター…個人的な感想を言わせていただけるなら、これはもう立派な芸術です。
20年ほど前に栄華を誇ったドット絵ゲームの中でも、間違いなく最高峰のクオリティを誇るのがこの作品でしょう。シリーズ全盛期を築いた『FINAL FANTASY VI』が、満を持してGoogle Playに登場しました。

FINAL FANTASY VI
価格:1,800円
開発:SQUARE ENIX Co.,Ltd.


ナンバリングタイトルとしてSFC最後のFF

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「FF6」といえばドット絵で描かれた最後のFF本編(タイトルに通し番号が入っているもの)です。更に、日本のGBAソフトおよびゲームボーイシリーズとして最後にリリースされた作品でもあります。

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前作の「FF5」と比べてもその進化が伺え、もはや狂気の沙汰(良い意味で)とすら呼べるレベルの超美麗ドット絵を拝むことができます。眼福眼福。
ちなみにAndroid版では、キャラクターグラフィックなどが一部リファインされています。(賛否あるようですが…)

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背景を拡大してみました。四角くざらついた感じのタイル(ドット)は1枚につき1色で出来ており、ちょっとずつ明るさなどを変えたタイル並べることで絶妙な質感を演出するのがドット絵です。
光と影の具合やオブジェクトの立体感など、これら全てが1つ1つの小さなドットに微妙な色の変化をつけて描かれているのかと思うと、想像を絶する根気と忍耐、そして溢れんばかりの作品への愛を感じることができるでしょう。スクウェア(現スクエニ)屈指の傑作の1つであることは疑いようもありません。

スタート時の主役が女性、瀕死時に発動する超必殺技(トランス)の実装、格ゲーのようなコマンド入力、アルテマウェポン初出など、後の作品に多大な影響を与えた要素も数多く内包しており、システム面やストーリーも当時としては革新的なものを多く採用して話題を呼びました。

タッチパネル向けに最適化されたUI

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十字キーを使って「たいけい」からキャラ同士を選んで並び替えをする手間はかかりません。対象のキャラをタップし、並び替えたいキャラをタップするだけ。同じキャラを2度タップすると位置替え(前列/後列)が行えます。
装備変更や魔法選択の際もカーソルを移動する手間がかからないのがいいですね。

また会話シーンやメニュー、ステータス画面などでのアバターは若干のデフォルメが加わっていると思われるものの、歴代FFシリーズのパッケージイラストも手がけたイラストレーター天野喜孝氏の絵が使用されているようです。

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プレイの軌跡を振り返れる「アルバム」がメニュー項目に追加されており、各場面を再確認できるのも嬉しいポイント。

多様化した戦闘システム

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魔法だよ!ま ほ う !!
「5」をやり込んだ人間にとって「6」の戦闘システムは度肝を抜かれることの連続だったと思います。
キャラクターが戦闘中に動く、喋ることは今までもありましたが、今回は画面内を縦横無尽。

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更に、「通常戦闘」「ふいうち(敵が先制)」「先制攻撃(こちらが先制)」の3パターンが多かった往年のRPGの常識を打ち破る「サイドアタック」「挟み撃ち」も実装され、戦闘がよりアグレッシブに進化しました。
もちろんFFおなじみのATB(アクティブタイムバトルシステム)も健在ですが、Android版ではATBゲージによる進行ではなく、キャラクターウィンドウが画面下部からせり上がってくる形式になっています。
画面左上の早送りアイコンをタップすると自動戦闘となります。自動戦闘では直前に指定していたコマンドが繰り返されますので、例えばエドガーにオートボウガンを使わせてから自動戦闘をONにすると毎ターンオートボウガンを使用します。ティナに魔法を使わせる際などはMPに注意してください。

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召喚獣などド迫力の演出もスマホの高画質画面でくっきりと表示することができます。かつてプレイした時使っていたろうブラウン管とは一味違ったコントラストが楽しめます。

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マッシュの「ひっさつわざ」コマンドはこのようにして入力します。下部のパンチボタンがいわゆるAボタンです。

戦闘時のUIはスマートフォン用に「完全に一新」とGoogle Playにも明記されている通り、FFの醍醐味の1つである戦闘を快適かつじっくり楽しめる工夫が随所に施されています。

移動や会話などの操作性は…

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フィールドや街での移動時は画面のどこをタップしてもカーソルが出現、更にコンフィグから4方向/8方向のカーソルを選択できます。
ただ、NPCに話しかけたり宝箱や壺などを調べたりする際には一度対象と向き合って(頭上に「!」と表示される)から更に画面を一度タップする必要があり、例えば町中を歩きまわっているキャラに話しかけることが非常に困難でした。(SFCのように十字キー移動+Aボタン連打ができない)
更に、町やダンジョンに出入りする等してマップが切り替わる際にカーソルがリセットされてしまうため、押し続けて移動することができません。
慣れの問題だと思いますが、個人的にこれが結構痛かった。

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戦闘システムはスマホ向けに最適化されており、決定操作時は画面のどこをタップしてもOKになっています。
攻撃魔法や回復魔法を全体に使用する際は画面右上のアイコン(普段は逃走コマンドになっているところ)をタップします。

また「たたかう」「まほう」など項目を決める際はスクロールもできますが、項目を直接タップしてもよく、テンポを損なうことはあまりありません。ただし連打操作はちょっとやりにくいです。
エドガーのオートボウガン、マッシュのばくれつけんなど、コマンドが少ない序盤はオート戦闘に頼ることも多いかと思います。

FINAL FANTASY VI for Android devices|YouTube

SFCを知ってる世代は昔を懐かしみながらプレイできますし、知らない世代でも決して飽きさせないゲームだと思います。
2Dも捨てたもんじゃない、と再認識できること請け合いのFF6は1,800円で絶賛発売中です。




FINAL FANTASY VI
価格:1,800円
開発:SQUARE ENIX Co.,Ltd.





おすすめ光回線と絶対に後悔しない選び方
アプリ名FINAL FANTASY VI
対応OSAndroid 3.2 以上
バージョン1.0.0
提供元SQUARE ENIX Co.,Ltd.
レビュー日2014/01/20
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