【ニュース】シマンテック、Android端末へ感染を試みるWindowsマルウェアを確認 注意呼びかけ

[PR記事]

 

20140128_symantec_00

セキュリティソフト「ノートン」の開発元である株式会社シマンテックは、Android端末へ感染を試みるWindowsマルウェアが確認されたことを公式ブログにて発表しました。
感染は「Trojan.Droidpak」というトロイの木馬から始まり、USB接続されたAndroid端末に悪質なAPKファイル(偽装アプリ)を成功するまでインストールし続けるものです。
シマンテックは、セキュリティソフトをインストールするなど被害に合わない対策するよう注意を呼びかけています。

「Playストア」のアイコンで表示される

「Trojan.Droidpak」という名称のトロイの木馬がPCに感染すると、悪質なソフトウェアやツールなどをインストールします。それらは侵入先のPCに接続されているAndroid端末に悪質なAPKファイルをインストールします。感染したことが確認されるまでインストールは何度も試行されます。インストールが成功するにはUSBデバッグモードが有効になっている必要があります。
 
このAPKファイルは「Google App Store」という名前のアプリに偽装され、「Playストア」と同じアイコンで表示されます。

20140128_symantec_01
(画像はシマンテック公式Blogより)

 
このAPKファイルは侵入したAndroid端末上で韓国の特定のオンラインバンキング用アプリを探し、見つかった場合にはユーザーにそれを削除して悪質なバージョンをインストールするほか、SMSメッセージを傍受して特定サイトへ送信します。
 
シマンテックでは、AndroidデバイスでUSBデバッグを使わないときは無効にしておくこと(設定→開発者オプションでON/OFF)や、信頼できないPCに接続する場合は注意すること、信頼できるセキュリティソフトをインストールするなどの対策を呼びかけています。

関連情報

Android デバイスへの感染を試みる Windows マルウェア | Symantec Connect コミュニティ







おすすめ光回線と絶対に後悔しない選び方
  • ※お手持ちの端末や環境によりアプリが利用できない場合があります。
  • ※ご紹介したアプリの内容はレビュー時のバージョンのものです。
  • ※記事および画像の無断転用を禁じます。

執筆者
hiro
アプリの楽しさや便利さを皆さんに分かりやすくお伝えします!