米Qualcommは、ハイエンドモバイル端末向けのSnapdragonの新シリーズ「Snapdragon 615」と「Snapdragon 610」を発表しました。
「Snapdragon 615」は、同社初の8コアプロセッサ、「Snapdragon 610」はクアッドコアプロセッサを搭載しており、双方とも64bitに対応しています。
GPUはAderno 405で、ディスプレー解像度は2560×1600ドットまで対応。第3世代のLTEモデムを統合し、主要LTEバンドに対応しています。
製品の主な特徴
「Snapdragon 615」「Snapdragon 610」はハイエンドモバイル端末をターゲットにした64bit対応SoCで、昨年のSnapdragon 600の後継となるモデルです。
既存の32bitソフトウェアとも互換性があり、充電速度が約40%高速化。LTE Category 4、LTE-Broadcast、LTE Dual SIM Dual Activeをサポートし、HSPA+、CDMA、TD-SCDMAなどの3G通信も統合されています。
尚、「Snapdragon 615」「Snapdragon 610」は2014年第3四半期にサンプル提供開始、同年第4四半期に商用デバイスに搭載される見通しです。
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