Link Bubble : さっすがAndroid!共有に特化したフローティングブラウザでURLを横断できる!無料

非常にユニークなギミックを備えたホームアプリ『Action Launcher』を作ったデベロッパだけに、素晴らしい発想。
SNSが面白いように捗っちゃって止まりません。
『Link Bubble』はブラウザを内蔵したフローティングアプリです。
モバイル環境での使い勝手をよく理解しており、特にアプリ同士の連携に非常に特化した構造が特徴となっています。
このアプリで何ができるか?とりあえずSNSを見ながら流れてきた全てのURLを1個ずつ連続して開けることは間違いありません。
ちょっと使い方が特殊なのでそこからいきます。

URLリンクをタップすると起動!

『LinkBubble』を使うと、特定のアプリでURLリンクをタップした時に文字通りバブル状のボタンが出現、リンク先ページ情報を読み込みます。
読み込みが完了すると左側のようにウェブページを表示します。フローティング表示なので後ろにあるアプリは閉じません。

本アプリは無料版では機能制限がついています。全ての機能を使うにはPro版(499円)を購入する必要があります。
とりあえずまずは設定に入りましょう。本アプリはバブルを有効化するアプリを指定してやる必要があります

Intercept links fromから、本アプリのバブルを使うアプリを決めます。無料版では1個しか選べません。
その上のAuto expandは、リンクの読み込みが完了した時に自動的にページを表示するかを決めるものです。
ためしにInterceptにTwitterを指定してみます。この様子は動画にしました。

【OCTOBA】AndroidApp『Link Bubble』 |YouTube

Screenrecordです。
このように、Interceptに指定したアプリ内に表示されたURLを踏む(タップする)と『Link Bubble』のバブルが出現、バックグラウンドでページを読み込んでくれます
読み込みが完了するとフローティング表示でページが出ます。バックキーで簡単に閉じられるので、タイムラインに流れてきたURLを1つずつ流し読みするなんて芸当も簡単。

更に!!

共有にも超強い

こちら。default appといえば……、
そう、この項目はURLのタイプによって開くアプリを決める項目です。
通常のURLであればどのブラウザアプリを使って開くかを決められます。
その下から、URLに「maps.google.com」と入ったものは『マップ』で、「play.google.com」と入ったものは『Playストア』で開くといった感じに連携を自動化してくれます。
今までは選択肢が出現していたかと思いますがこれは便利そうです。

動画にも登場していますが、開いたページに該当するリンクがある場合はアクションバー部分に優先的に共有アプリが表示される仕組みもあるようです。
オクトバを開いた時にオクトバアプリも出てきていました。
しかも、「共有」といってもただ単に別のアプリに情報を渡すだけでもないようです。

例えばこのように、1つのページに複数のYouTube動画が埋め込まれていた場合、YouTubeへの共有ボタンを押すと「どの動画を再生する?」という選択肢がポップアップします。

共有後もバブルは残るので、タップすることでいつでも元のウェブページに復帰可能。
『Link Bubble』から別のアプリへの共有、そしてそこから再び『Link Bubble』に復帰するまで、全ての動作が1〜2回のタップで行えます。フローティング表示されるアプリが持つ最大の強みがここ、「それまで開いていたアプリを閉じずにウィンドウを重ねられる」ことです。
『Link Bubble』はこれに加えて自身も閉じないので、行き来が本当に簡単。逆に閉じたい時もバックキー一発で閉じます。

これだけじゃありません。更に便利な共有方法があります。

バブルをスライドして共有

これは特に、前述したAuto expandのチェックを外している場合に有効です。チェックを入れていても使えますけどね。
対象のアプリでURLをタップして本アプリのバブルが読み込みを完了したら、そのバブルを画面内にスライドしてみましょう。
2つの共有アプリが候補に出てくるはずです。あとは使いたいアプリのほうにバブルを重ねればok.

共有先も自由に選べます。

共有に対応したアプリ以外にも、指定のブラウザで開いたり「共有メニュー」そのものを出現させることもできます。

各種SNSの閲覧をハイパーブースト

【OCTOBA】AndroidApp『Link Bubble』でGoogle+/Facebook |YouTube

Google+とFacebookで使ってみました。Twitterを含め、サードパーティ製クライアントでも使えるはずです。
タイムラインを眺めながら気になったURLをサクッとチェックし、バックキー1回でまたタイムラインに戻れる!
こいつぁちょっとした革命かもしれませんぜ旦那。

いちいちブラウザを開いて戻るのが面倒でフローティングブラウザやスモールアプリなどを活用している方にうってつけかと思います。
まずは無料版で動作と互換性を確認し、満足できそうなら購入を検討されてみてください。
※なおAndroid要件が4.1以上と比較的高めになっていますのでそこだけ注意してください。