株式会社電通、株式会社ワイヤレスゲート、株式会社OOHメディア・ソリューション(OMS)、株式会社シーエスイーと共同で推進する「無線LAN環境構築支援プロジェクト」において、JR秋葉原駅前に新たに設置される屋外広告(柱巻き広告)と無料Wi-Fiを連動させる「アキバWi-Fiシリンダー」を開発し、販売を開始したことを発表しました。
屋外広告にWi-Fiアクセスポイントを設置したもので、広告と連動したSSIDをユーザーが入力すると一旦広告主のウェブサイトが表示され、それを見た後は無料でWi-Fiが利用できるようになります。
「アキバWi-Fiシリンダー」の柱巻き広告に設置されるWi-Fi APは、SSID(アクセスポイントの名前)を広告主が自由に指定できます。
このSSIDをユーザーが入力してWi-Fiに接続した際、一旦はその広告主のサイトに飛ぶものの、広告を見た後は自由にWi-Fiを使ったインターネットが利用できるようになります。
ポスターなどの広告を出していた広告主にとって「広告を見た人が即座に情報にアクセスしてくる」ようになり、またユーザーにとっても「広告を見るだけで無料でWi-Fiが利用できる」ようになるため、広告主とユーザー双方にメリットがある施策となっています。
更にこのWi-Fiを通して表示される広告ページに限定クーポンなどを設定することで、店舗への誘導といった販促企画・プロモーションも可能となり、またウェブサイトを通すことでアクセス数(反響)なども分析できるようになるとのことです。
広告の掲出期間は2週間単位となっています。
・常設のWi-Fi連動型屋外広告「アキバWi-Fiシリンダー」の販売を開始 – ニュースリリース一覧 – ニュース – 電通
・常設の Wi-Fi 連動型屋外広告「アキバ Wi-Fi シリンダー」の販売を開始 (PDF)