Foursquareから『Swarm』（スウォーム）という新しいアプリが誕生しました。
従来のFoursquareからチェックイン機能を引き継ぎ、「（昆虫や動物の）群れ、大群」というSwarmの意味のように、ユーザーが地域に集まってコミュニケーションを楽しめるアプリへとバージョンアップしています。
どんな使い方ができるか、紹介していきたいと思います！
ご存知の方もいるかもしれませんが、位置情報を利用したサービス「Foursquare」は、主に2つの機能があります。
ユーザーが訪れた場所を記録（チェックイン）する機能と、その場所（お店など）のレビューやクチコミを残せる機能です。
・Foursquare : 日本でも流行の兆し？位置情報を利用したゲーム感覚のSNS！オクトバ
Foursquareが調査した結果、これらの2つの機能を同時に使っているユーザーは少ないとして、新たにチェックイン特化型アプリ「Swarm」をリリースすると発表していました。
・The Foursquare Blog — A look into the future of Foursquare, including a new app called Swarm（2014年5月1日）（英文）
それでは、今回リリースされた新しいアプリ「Swarm」でできることを紹介します。
- 従来のfoursquareと同じチェックイン機能
- 友達検索機能
- 友達をお誘いする「プラン」機能
大きく分けて以上の3つです。
まずはログインします。既にFoursquareを利用している場合は、そのままアカウントが使えます。
過去にチェックインした場所や、Foursquareに紐付けてあるTwitterなどのSNSアカウントもそのまま引き継がれます。
画面上部にあるボタンをタップすると位置情報を取得し、チェックインすることができます。
新機能「ステッカー」により、太陽マークやハートマークなどで自分の気持ちを表したり、食事中や就寝中などの状況を知らせることができます。ステッカーは自分のアイコンにかぶせて表示されます。
連絡先（電話帳）やFacebook、Twitterなどで友達を探すことができます。友達がどのくらいの距離にいるかも確認できます。
ちなみにこの画像ですと、徒歩圏内（1.5km）以内に友達がいると表示されています。
「地域共有」では、チェックインしていなくても、位置情報により自分がどのあたりにいるのか友達から確認できてしまいます。
公開されるのは自分で許可した友達だけですが、オンにしている間は自分の行動が筒抜けになってしまうので注意が必要です。
右スワイプさせるだけでオン・オフ切り替えができます。
なお、地域共有をオフにしていてもチェックインは可能です。
友達のチェックインもタイムライン形式で表示されます。ユーザー名で検索して絞り込むこともできます。
プラン機能は、近くにいる友達を誘える機能です。「近く」がどのくらいの距離かは分かりませんが、アプリ内には「同じ市内にいる友達」と表示されています。
例えば「今夜誰か飲みに行きませんか？」「これから○○行こう！」などと入力すると、近くの友達にそのメッセージが表示されます。
友達からの反応（会話）はチャット形式で表示されます。
このように、チェックインや自分の周辺と友達とコミュニケーションを楽しめる機能に生まれ変わりました。
従来のFoursquareアプリのチェックイン機能はほぼ引き継がれていますが、バッチやメイヤーなどの表示はありません。
ユーザーが5000万を超え、特に人気スポットでのメイヤー獲得は難しくなってしまったため、過去2カ月間の友達との間のチェックイン回数に基づく「メイヤー2.0」へ生まれ変わるということで、今後のアップデートを楽しみにしたいと思います。